林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

警視庁の馬鹿捜査一課長、女子アナをボコる。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

私、剣道やってたんですが、素人が竹刀を振り回すとものすごく危ないです。

捜査一課長が余興試合で、女子アナだか女子記者の腕を強打させて、全治3週間の負傷をさせました。

で、これ有段者なら大問題になるんですよ。剣道で防具をつけていない場所を叩けば、反則になります。ただし、防具がない場所にあてない練習しないと当たりますよ。中学の剣道の授業で、素人に当てられまくりましたから。

剣道は、礼を最も尊びます。ですから、経験者が防具をつけていない腕をうてば、余興でやったら、剣道界から永久追放されますよ。

ニュースをみると、捜査一課長は柔道の有段者で、剣道は段なし。これは余興で剣道をやらせた警視庁、警視庁を監督する警視総監と警察庁長官の責任です。

素人が余興で、剣道をやれば、必ず防具以外の場所にあたります。胴をきめたそうですが、素人がやれば、必ず痛い当たり方になります。胴にあてるのも、めちゃくちゃ難しいのです。

戦後、GHQのもとで、スポーツとして剣道は生まれ変わりました。ですから、きちんとやれば痛くないんです。痛くないように当てるのが難しいのです。

力任せでやれば、必ず相手を負傷させるのです。

警察は国体枠があり、私の剣道部のコーチも国体3位で機動隊で警視になりました。中学校の校長が7段でしたから、コーチが警視に昇進したんだよと私が官僚になってからいわれたので、私は職位上はコーチより上ですけどねとお答えしておきました。

それはさておき、警察は柔道、剣道をやっていますから、いくら警視庁の捜査一課長がノンキャリの最高ポストの1つとはいえ、事務屋であるキャリアと違い、武道の危険性は熟知しているはずです。

こうした脳筋バカを監視するために、キャリアが警察を管理しているのです。警察官は柔道か剣道が必修です。つまり、剣道の有段者が大量にいる警察において、素人が打ち合いをする危険性は予測できたはずです。

故意ではなく、予測できなかったのであれば、危機管理能力にかける真正のバカなので、捜査一課長というノンキャリの最高ポストの1つを任せることは不適当です。

警察署長でもやらせておけばいいのです。警視庁の捜査一課長は警視長、警視正相当職です。警視長とは、本省の課長相当職であり、数十万の警察官の中で、キャリア以外が就任できる人数は数十人程度の狭き門です。中規模県警本部長も警視長でなれるのです。

キャリアであれば、45歳のポストですが、キャリア以外は99,99999%昇進できないポストです。キャリアの警視長であれば、無能でも左遷されるだけで赦されますが、ノンキャリの警視長は、キャリアの警察庁長官や警視総監に相当するポストです。

あまりにも、危機管理能力が低すぎ、また組織運用上も問題があるとしか言えないのです。

林雄介with,you。