林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

作家はみなし税率の適用はない。

印税は、死後も入ってきますから、みなし税率の適用計算が不可能ですから。

例えば、原稿料5万なら経費率は30%の1万5千円程度のはずです。

しかし、50万の印税に30%の経費率を適用すると上限は15万円となります。が、増版で50万入ってくるとみなし経費率は30万となります。

逆に50万の印税で60万の経費だと10万赤字になりますが、増版時に40万黒字になります。

あと1万部売れようが、100万部売れようが、必要経費変わらないから、経費に上限がないかわりに、ベストセラーが出たらほとんど税金で持ってかれますけどね。

ロングセラーが一番、コスパはいい。ただし、ロングセラーになるとブックオフAmazonで売られちゃうんですよね。

はやし。