林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

幸福の科学さんの霊言集はなぜ問題にならないのか?

幸福の科学さんが、著名人の守護霊の霊言集を出しています。経緯を知らない方はなぜ、問題にならないか?と思われるでしょう。

実は、1980年代に幸福の科学が設立された時に、日蓮高橋信次親鸞、既存の宗教の開祖の霊言集が発売され大問題になったのです。主要仏教と新宗教のほとんどの開祖が呼び出され、勝手に霊言集を出され、それに呼応する形でフライデー等が幸福の科学批判を掲載、幸福の科学と週刊紙が裁判をやったんです。

で、今回の霊言シリーズも池田大作創価学会名誉会長の守護霊を呼び出された時に、創価学会幸福の科学で裁判をやるという見方もあったんですが、創価学会は無視。他の宗教もスルーしています。

訴訟を起こされていない一番の理由は、霊言シリーズが社会的にネタ扱いされていることではないかな?と思います…。ネタ扱いされているなら、「自分たちの宗教の信者が信じていないなら」、下手に関わらない方がいいということかな?と…。

認知度が低かった時には、大問題になってはいますよ。大々的にネガキャンやられてるし。

はやし。