林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

TPPは多国籍企業にしかメリットがない。

多国籍企業というのは、モンサントカーギルみたいなアグリビジネスTOYOTAパナソニックみたいな企業のことです。

農業は、米国は軍需産業と食糧を戦略物資に指定していますから、補助金農業で日本の農業を潰しにかかる危険性があるんですよ。TOYOTAが米国の自動車シェアをほとんど奪ったらまきかえせますけどね。

米国は日本政府を盗聴していましたが、三井物産と三菱も盗聴対象にされていましたから、日本の財閥系企業が米国経済に大きな影響力を持たせないようにしているわけです。米国>ロシア>中国>EUの順番に悪質です。

米国の覇権も本来なら終わっている予定なんです。しかし、米国が潰れると日本も潰れますから、必要悪としてしばらくは米国も残りはしますよ。

はやし、林雄介。