林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

イデオロギーは人を幸せにするための道具。

右とか左とか、あるいはキリスト教が正しい、イスラム教が正しい、イデオロギーというのは、人間を幸せにするために使うべき道具なんです。

イデオロギー争いほど、不毛で馬鹿げたものはないのです。

イスラム教でもキリスト教でも、仏教でも、新自由主義でも、マル経でもケインズでも、人が幸せになれば正義、人が不幸になれば悪。

イデオロギーそのものもは道具でしかないのに、イデオロギー争いで、人間が不幸になるというのは本末転倒です。

イデオロギーなんか道具だから、善悪正義なんかどうでもいいんですよ。人が幸せになればいい。

学者や活動家は、イデオロギーにふりまわされて、宗教家もイデオロギーにふりまわされて、目的と手段が逆転するわけ。人が幸せになるためのツールなんです。あらゆるものは、人が幸せになるために活用すれば善。それ以外は悪。

はやし、林雄介。