林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

夜と霧は、おっさんのアンネの日記。

夜と霧は、どんな境遇でも人間は生きていける。アウシュビッツでも、人間は生き残れるという話らしいんですが、皆さんは、夜と霧を読んだかどうか知りませんが、そんな話、夜と霧に書いてあるか?。

たまたま、著者が高名な心理学者だからベストセラーになっただけで、単なるアウシュビッツの体験記ですよね?そもそも夜と霧の心理学の体系なんか別の専門書を書いてるから、夜と霧は、おっさん版のアンネ日記みたいなもんだと思うんですよ。

夜と霧を読んで、極限状態で生き延びる術を学べるとは思えません。フロイトアインシュタイン強制収容所に入れられたら体験記が出るだろうし、フロイトでもアインシュタインでも元々、精神力がある人だから、生き延びますよ。夜と霧も、独自の心理学派を打ち立てるような人だから、元々、精神力がある人だから、普遍性がある本ではないと思う。

たまたま、著者が著名人だったから、体験記がベストセラーになっただけだと最近、思います。

はやし。林雄介。