グレートサムシングや宇宙霊の類は、東洋思想にもあるんですが、西洋だとギリシア時代からそういう概念はあったんです。プラトンなんかが著作で、宇宙霊がいてイデアがあるという話はしてるんです。プラトン主義を、キリスト教に融合させて、そのあと、イスラム教経由でアリストテレスが入ってきて、キリスト教神学ができたんです。
プラトンは４０代の時に、ピュタゴラス教団に入って、宗教世界の話をはじめるんです。引き寄せ、ニューソートはプラトン回帰でもあるわけです。
西洋、イスラム教文化の背景にはプラトン、アリストテレス、キケロなんかのローマの学者がいますから、ギリシア、ローマ時代の古典も大事なんです。ただ、読書会のテキストにすると量が多すぎ、何が大事かわからなくなるから、まず儒教と老荘思想と自省録だけにしてるんです。
余裕がある人は、アリストテレスもプラトンも全集を読んだ方がいいんですよ。
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