林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

道教について7、般若心経と法華経、道教解釈の難しさ。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

道教の経典は、自動書記で執筆され、短い経典も多いのです。自動書記の経典は邪霊が書いたものではないか?という判別と、般若心経。般若心経だけいきなり見せられて解釈できる人はいないですよね?漢字が読める欧米人でも般若心経は解釈できません。日本人でも自力で解釈できる人はいないはずです。他の仏教経典があるから、エッセンスだけ書かれても、般若心経は理解可能ですが、他の仏典がなかったら、理解不可能でしょう。

逆に、法華経はかなり長く、例え話を大量にいれてあります。法華経が経典の代表の1つになった理由は、例え話を大量にいれて、ほとんどのケーススタディーに対応可能にしてあるからです。ですから、法華経は理解しやすい経典といえます。

道教も正規の経典には法華経的なものもありますが、自動書記系の秘密経典は、般若心経に近いのです。極端な話、「守一」とだけ書いてある。意味わからないですよね?。老荘思想は、一が根源の太極で一から陰陽の二が生まれ、三が五行の木火土金水を表し、万物を意味します。こうした基礎知識がないと、理解不可能なのです。

林雄介with,you。