林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

人生やり直せますか?(検索回答)(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

人生はやり直せません。過去を変えることはできないのです。

ですから、結論だけ書くと、「人生はやり直せません」。という回答になります。

しかし、未来はいくらでも、変えれるし、来世もいくらでも改善できるんです。

世の中に、失敗というのはなくて、経験だけが残る。一番駄目なことは、失敗を恐れてなにもしない。これは経験が残らないんです。

悪人は、悪かったことを反省したら、能力や経験が残るんだけれど、何もやらなかった人が反省しても、経験がないわけです。

ですから、やり直せませんが、未来と来世はいくらでも改善できますから、未来を変えていく。これは何歳になっても、あるいは死にかけていても、変えれますよ。

死から来世がはじまるから、1回忌だ、なぜ死んだんだろうと悩む霊は無駄なんです。悩んでも、生き返れないから、死んだら、来世を改善することを第一に考えるべきです。

未来が生きれば全ての失敗が、成功への糧になるんだけど、過去にとどまっちゃうと10年後、20年後もやり直せますか?って悩んでますよ。

で、来世もあまり冴えない。運の良し悪しは、プロセスじゃなくて、結果だけ見て判断するんだけど、人間の修行、あるいは修養というのは、プロセスにある。

プロセスにあるから、試験に落ちても、会社を倒産させても、恋人に振られ、あるいは離婚しても、プロセスは経験になるんですよ。経験を踏まえて改善したらいいわけ。

で、人生やり直せますか?という質問は、今、幸せな人はしないです。今、幸せじゃないから、どうして幸せじゃないんだろうと思うから、質問するわけです。

それは、幸せとか運に対する考え方が未成熟なんです。いつも書いているように、人間は客観的にみて幸せになった方がいいんだけど、現実的な幸せ=幸せじゃないんですよ。

西行は和歌を極めるために、家族をすてて、現実的には家族も西行も不幸ですよ。正岡子規、脊髄カリエスで寝たきりで不幸ですよ。

しかし、明治以降の俳句、和歌は正岡子規が作ったんですよ。正岡子規派かアンチ正岡子規しかいない。正岡子規抜きで、俳句も短歌も語れないくらい影響力を与えたわけです。

外のことにエネルギーをとられていないから、寝たきりで苦しんではいたけれど、普通の人の100倍くらい密度が濃い人生になっています。

運、不運というのは、人間の目からみた尺度で、正岡子規が元気だったら長生きして、それなりに幸せだったと思いますが、芸術論は完成出来なかったかもしれませんよ。

ゴッホでも、宮沢賢治でも、売れずに死んで、ある意味、悲劇だから、人々の記憶に残るんです。

吉田松陰の伝記や本、偉人の本をたくさん読んだら、劣悪な環境、何回か処刑されかけても、めげずに国を良くしようとしている偉人がいるんですよ。偉人も人間だから、汚いところも、失敗もあるけれど、諦めない。

キング牧師でも、ガンジーでも、吉田松陰でも、志半ばで殺されているから、それを見ていた人がなんとか道をつごうと思うわけ。由井正雪の乱で、幕府は大名を潰すのをやめて、浪人が減ったんです。由井正雪が幕府に反乱を起こして失敗しましたけれど、末期養子が認められて、幕府の脅威になる大名を潰す方針が改められて、たくさんの武士が浪人にならなくてすんだんですよ。

プロセスだけみたら、失敗なんだけど、長い目でみたら、国の政策変更をさせたから、生まれ変わって、報われてますよ。前世、報われなかったけど、社会にお役にたった人しか芸能人や社会的地位がある人になれないんですよ。

天はどこまでも、平等なんです。

来世を考えなくても、少しずつ、改善していく。そのために、読書会や資格試験の勉強法を私の本に書いているわけです。

学問がないと、知識がないと、どう人生を改善したらわからないから、そういう本を私がたくさん書いているから、まず、私の本を何回も全部、繰り返し読むべきです。「この通りにすれば受験にうかる」に書いた通りの社会になったじゃないですか?2002年か3年、13年以上前に、今の社会、実力社会化したらどうなるか?完璧に予測していますよ。

なぜ、私のことをもっと信じて、努力し、学ばないのか?疑問しかない。

やり直せますけど、努力しなかった、負け癖があるから、意思の力で改善していく。どうやったら意思の力がつくか?。

どんな人間でも、学問したら意思の力はつくんです。福沢諭吉みたいに実学やっても、意思の力なんかつきませんよ。儒教古今東西の偉人の著作と伝記を数百人分読んだら、まわりに立派な人はいないけれど、歴史上は素晴らしい生き方をした人がたくさんいますから、それを学ぼうと思いますよ。

そしたら意思の力がつく。はじめは時間がかかるけれど、努力が習慣になり、学問のインプットが増えたら、改善されます。

林雄介with,you。