林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

他人と比較しないこと。その人なりの進歩が尊い。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

現状から、一歩でもいいから前進したら、進歩なんです。

例えば、高卒だったら、通信制や夜間の大学に進学する。中卒なら、大検に合格するのが進歩なんですが、急いじゃうんですよ。じゃあ、なんで急ぐかというとまわりと比較するから、急いで勉強しようとか、収入が少ないとか思っちゃうんですね。

しかし、結局、無駄になる。大学を飛ばして、大学院にいっても、結果が出るわけないんですよ。

他人と比べて、例えば、ある人がエベレストに登るから、全く登山経験がない人が、エベレストに、目標は高い方がいいと言って、登山したら、遭難するでしょう?。

遭難しますよ。

同じことが言えて、古川元久さん。民進党国会議員ですが、20歳、東大在学中に司法試験に合格しています。じゃあ、古川さんが20歳で合格したから、他の人も20歳で合格するわけがないし、別に司法試験なんか国会議員に法改正されたら、無意味な資格です。

古川さんは大臣経験者で、大蔵官僚で、弁護士で国会議員だから、行政(官僚)、司法(司法試験)、立法(大臣で国会議員)、全部やってますけどね。

ですから、鳩山由紀夫の側近というか、多分、鳩山さんのゴーストやらされていたと思いますけどね。

進歩というのは、今の自分より、少し賢くなったら、それが進歩なんです。古川さんと比較したら、ほとんどの人の努力が無意味になるんですよ。

古川元久に経歴で対抗できるのは、後藤田警察庁長官とか福田赳夫首相ぐらいですね。鳩山由紀夫の父親も事務次官と大臣やったかな?。

努力というのは、他人と比較しても無意味ですし、世間と比較するのも無意味ですよ。似たような性能と個性の人間しかいないなら、人間一人でいいし。そもそも人間作る必要なかったんじゃないのか?という話になりますからね。そうではなくて、簿記3級でも、あるいは高卒検定でも、今より前進したら、尊いし、それが、その人にとっての進歩なんです。

これ、本当に大事なことですから。

林雄介with,you。