林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

本の読み方と河合隼雄。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

私はもともと、京大で河合隼雄教授にユング心理学を学びたかったので、高校時代に、河合隼雄の本は全部読みました。専門書も全部読みました。

本をあまり読まずに勉強していたら、もう少し学歴が私にあったと思うんですけど。とにかくたくさん本を読んで、合間に大学受験や公務員試験を受けた。ですから、皆さんが私より忙しいのか?と思うんですよ。

無駄な時間が多いんじゃないのか?。テレビを一週間に2時間以上みていたら、バカになりますよ。真田丸と7月にアルスラーン戦記がはじまったらみますけど、まあ、見てもそれくらいです。

河合隼雄教授の講義というのは、実は官僚になったあとに受けたんです。河合さんは文化庁長官でしたから、公務員研修の講師もやっておられたんです。

それはさておき、読書というのは、絞る。渡部昇一さんも高校か中学の時に、全部集めて読みました。

ドラッカーは大学時代に全部読みました。ガルブレイスは、量が多かったんで、全部読んだか?どうか忘れました。

伊東光晴さんというのは都留重人の影響を受けているから、伊東光晴を全部読んでから、都留重人を読んで、都留重人に影響を与えたガルブレイスを読んだ。ドラッカーは、私が在学中は生きていて日本に来てますから、それで読んだんですけどね。

面白い話があって、友人がムハマド・ユヌスに影響を受けて尊敬していた。グラミン銀行ノーベル賞を取ったんだけれど、まだノーベル賞をとる前で日本人には、ほとんど知られていなかった時に、何回か来日しているんですね。で、会場忘れましたけど、友達がとにかく話を聞きにいって欲しい、彼は用事で行けなかったんですね。

それで私が変わりに行ったんです。こういう奇縁で、ノーベル賞をお取りになる前の方の話というのは、たくさん聞く機会があった。別にノーベル賞とりそうな人の講演を聞きにいったんではなくて、縁ですよ。スティグリッツ政経の藪下教授が翻訳して、それで来日されたんだけれど、ノーベル賞をとった。

ノーベル賞とってから来たら、ミーハーな人がたくさん来るんだろうけど。

さて、本題なんだけれど、同じようなことを書くんですよ。川勝平太も金ない時期に、自分の本をすすめるから、買ったんだけど、似たようなことを書いてますよ。専門書と一般書と新書本で切り口変えて同じようなことを書いてますよ。

伊東光晴でも、たくさん書いているから、被る話は出てくる。

講演録だと、もっと話が被る。しかし、同じ著者の本を十冊なら十冊、100冊なら100冊読んだら、大事なことをしつこく書いてくるから、自然に覚えますよ。

1冊の本から暗記するのって難しい。私の農業、あるいは宗教、数学の本は1冊ずつでしょ?。だから、話が被らない分、覚えられないでしょうね。これ、数学と経済の本を十冊書いていたら、話が被るところを覚えればいいんですよ。しかし1冊しかない。

本の数が少ない人の方が覚えにくいのです。

一冊しか本書いていない人というのは、私でもなかなか覚えられない。儒教という体系でなら覚えられますけど、論語だけで孔子を理解しろと言われたら無理ですよ。

吉村作治、早稲田のエジプト考古学の教授が、簡単な本は難しい。専門書とか分厚い本は細かく書いてあるから、そちらの方が覚えやすいし、理解しやすいと言っています。

社会学者のマックス・ウェーバーでも、アリストテレスでもたくさん本を書いていますから、全部読めばなんとなくわかる。学者じゃないから、なんとなくわかればいいんですよ。

本も、そういう読書を繰り返していくうちに、いい本、悪い本が自然にわかるようになるんですよ。

そして、いい本があったら何回でも読む。20回読んだら、だいたい頭にはいりますよ。

1、2回、読んだだけで頭に入るなら、本なんか買わなくて、図書館で借りればいいんですよ。本は、1、2回読んだくらいじゃ、頭に入らないから、買うんです。

1、2回読んで頭に入る本なら、読む価値ないですよ。小説でも、2読する気にならない本なら、それつまらない本なんですよ。

林雄介with,you。

〇林雄介のTwitter

http://twitter.com/yu_hayashi/

〇林雄介のツイッター(リスト)

https://twitter.com/yu_hayashi/lists/list

〇林雄介公式HP

http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/

あなたも凄いカリスマ性が身につき世の中のカラクリがわかる日本図書館協会選定図書の「政治と宗教のしくみがよくわかる本」マガジンランド

http://www.magazineland.jp/products/detail.php?product_id=490

公務員が最初に学ぶ教科書として、定番の「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい↓

http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=8174

〇林雄介のプロフィール、http://profile.ameba.jp/yukehaya22

〇林雄介のアメブロhttp://ameblo.jp/yukehaya22

〇林雄介ライブドア有名人ブログ・オフィシャルユーザー)

http://blog.livedoor.jp/yukehaya/

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓

「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(マガジンランド)、「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい)「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」、「省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれ ば受験にうかる」(たちばな出版)、「魔法の経済学」、「スキルアップ超経済学入門」(翔雲社)、週刊漫画ゴラク連載作品「しおき華」漫画原作者、他超多数。