林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

火事場の馬鹿力は、心身ともに疲弊させる。(*^_^*)アドレナリンとエンドルフィン。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

いろいろとblogの検索があり、どうやって回答しようか?考えたのですが、古いものから順番に答えていきます。

さて、火事場の馬鹿力というのは、人間にはリミッターがついていて、筋力というのは、6割、7割しか使えないんです。

しかし、命に関わるとき、原始時代に森で熊や狼に襲われた時に、アドレナリンが出る。アドレナリンが出ると、リミッターが解除されあり得ないような筋力が出ます。

大相撲の気合いいれもリミッターを解除して筋力を増すためにやるんです。しかし、アドレナリンは過剰に分泌されるとアドレナリンそのものが出なくなるんです。アドレナリンを出すよりも、リミッター解除のダメージを回復させる方がはるかに大変なんです。

また、過度の恐怖状態、具体的には獣に補食されて、いよいよ死ぬ時はエンドルフィンが出て、苦痛が多少、弱まるとは言われています。いわゆる脳内麻薬のエンドルフィンなんですが、近年、スポーツ選手や歌手、タレント、過度に緊張を強いられる職業の人が覚醒剤や麻薬で逮捕されている。

理由の1つは、エンドルフィンやアドレナリンは、コントロールできないと、常に興奮状態にあり、さらに、過剰分泌で出なくなるんですよ。人間の気力や能力は、無理しすぎないようにリミッターをつけてありますから、逆に常にリミッター解除状態だと筋肉も壊れちゃうんです。内臓も分泌系も壊れちゃう。

脳ミソ、普通の人間は数%しか使っていないといいますが、脳ミソが壊れたら、機能が止まるから、9割の脳ミソはバックアップなんです。ですから、脳細胞が別の神経系統を作って機能が回復するケースもあるわけです。

林雄介with,you。