林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

人間には成長プロセスがある。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

人というのは、年齢によって発育段階が違います。小中学生の頭の良さというのは、あまりあてにならないものです。

20歳〜25歳に頭の良さが大体出てくる。9割以上の人がそこから賢くなることはないものです。

逆にリーダーシップの類いは30歳、40歳にならないと出てこないものです。

また、人間としての謙虚さというのは、40歳、50歳にならなければ一般的には出てこないものです。若いときに修養していれば、若いときに出てきますが…。

人間というのは、年齢によって出てくる能力が違うのです。また、小さな子供は発育差があるので、小さい時の頭の良さというのは過度に信用しない方がよいのです。

私も、ムラがあったので、一般的な頭の良さというのは20歳以降にしか出てきていないのです。

小中学生の読者はいないとは思いますが、小さい頃の秀才は大学に入るまで、社会に出るまで謙虚に生きた方が良いのです。小中高校の成績というのはあまり関係ない。人並み以上なら良いのです。

私は幼児教育や小学生の英才教育は無駄だと思うんですよ。本さえ読ませておいて、高校で現国の偏差値が最低でも65を割らないように育てれば、東大以外なら、詰め込みで入れれるんだけど、高校で現国を55割られると社会に出てから、ハードですよ。現国55でも東工大早慶理科大の理系に入れますけど、コミュ力が低いから、なんで組織で浮いてるか?本人が理解できない技術屋になるんですよ。

組織は、本人がいくら優秀でも、チームで動くから、コミュ力が低いと、管理職に昇進させれない。コミュ力以外の能力が中途半端に高いと悩みますよ。

で、本人だけが自覚がなくて、まわりが迷惑している。私の本はコミュ力の解説が多いのですが、コミュ力が低いと思って私の本を買う人はそんなに低くないから、ちょっと工夫すれば治る。重度のコミュ障は本人に、コミュ障の自覚がないですからね。自覚がある人は改善できるんですよ。

馬鹿につける薬も、本人が馬鹿という自覚があれば改善できるんですよ。自覚ないから馬鹿なんですよ。自覚がある人は馬鹿とは言わない。

林雄介with,you。