林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

古典の解釈は8割方、安岡正篤が正しい。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

安岡正篤、東大法学部政治学科。東大文学部や京大文学部の漢学者は政治の素人ですよね?。

儒教は官僚が作ったものだから、官僚しか解釈できない。安岡正篤も3か月だけ文部官僚をやって、あとは官公庁の顧問。国務大臣は推挙されたけれど辞退している(国務大臣を辞退していなかったら多分、戦犯になっていた。公職追放の対象で許されたのは、国務大臣を辞退していたから)。

政治の素人の学者が儒教や官僚が書いた中国の古典解釈なんかできませんよ。

法律も、法文だけなら学者でも国会法制局でもやれますよ。条文だけなら、誰でも書けるんですよ。

実務は予算確保、他省庁との調整、国会議員の妨害、利権、そういう調整しなきゃいけない。政治というのは綺麗事ではないから、実務で綺麗事なんかできませんよ。共産党だって、選挙対策で役所に陳情の口利きやるわけ。綺麗事なら、選挙対策で役所に陳情の口利きなんかしないでしょ?。

話だけ聞いてと来るわけですよ、共産党ですら。共産党以外は、もろに利権の陳情。

そのどろどろを何とかするのが、公務員の仕事ですよ。ですから、中国の古典も汚いどろどろの中で書かれたものだから、政治を知らない学者の解釈は抜けてる。

老子の解釈だけは安岡正篤でも、出来ていない。私も完璧にはまだ解釈できません。(老子は神格を持っているから。人間には完璧な解釈はできない。もしも完璧に解釈できたら、肉体を持った最高神ということ。人間でも荘子列子は解釈できる。仏教も人間が解釈可能。仏の位持ってる人間はわりと多い。天人や普通の神でも老子の解釈は完璧にはできない。)

林雄介with,you。