林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

超高速参勤交代。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

あらすじ見ましたが、1、参勤交代は規定の日数と人数が決まっているので、幕府から規定外の参勤交代を大名に要求することはできない。

2、幕府から危急の呼び出しをする場合は、参勤交代ではない。幕府が強制的に大名の召集をかけれるのは、幕府が軍事攻撃を受けた時のみ(島原の乱や長州征伐)。藩のとり潰し等も他藩に頼むが、相手の藩が籠城する等の軍事攻撃を受ける可能性があるので、戦の準備しなきゃいけないので、ある程度の余裕が必要。

3、大名に無理難題ふっかけて潰すと、立案者が失脚する(超高速参勤交代は藩の金山取り上げが目的。天保の改革で、江戸周辺に生産高が高い幕府領を作ろうとして、水野忠邦が失脚している。また、幕府初期に藩を潰しまくったせいで、由井正雪の乱が勃発。幕府は藩を潰さず、浪人を出させない方向に政策転換。→赤穂藩取り潰しも問題になった。)

ちなみに赤穂浪士吉良上野介が、金遣いがあらかった理由は、無能将軍綱吉が母親に高い官位を貰うために朝廷に工作していたから。無能将軍なので、朝廷に寄付したけど、馬鹿なので、朝廷に寄付しても公家が決めるから、公家に賄賂配らないと官位貰えないんだけど、無能な癖に潔癖と言う政治家に不向きな人だったので、公家の接待が必要という概念がなく、窓口の吉良上野介が自腹を切ることに。→息子を養子に出した上杉家が負担。→上杉鷹山の財政改革の元凶に。

「朝廷に官位貰うために、公家に金ばらまいた接待費吉良上野介が自腹きったとオープンにできないから、吉良が金遣いがあらい。賄賂好きにされただけ。」

綱吉時代に幕府終了フラッグがたつが、吉宗が米の増産で持ち直す。→残りの改革が失敗したのは、農業生産がピークになったので、商業、産業の振興に切り替える必要があったが、気づいたのが田沼意次だけだっから。

経済成長理論では産業革命やらなきゃいけない時期に、米の増産やろうとして失敗しただけ。

林雄介with,you。