林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

真田丸。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

中学1年の時に夏休みの自由研究で真田幸村を取り上げまして、上田城大阪城に行ってきました。

結論は、徳川家康は戦争の天才である。真田幸村は戦闘の天才である。

戦闘というのは、ミクロであり、戦術の世界だから、戦闘でどんなに勝っても、マクロの外交を含むWarの世界で負けたら、戦闘で戦略的敗北をひっくり返すことはできない。

そういう研究になりました。冷静に考えてみれば、今、本に書いていることの基本概念というのは、8割は中学生までに身についた知識ですね。

中2が、本能寺の変、部下の労務管理と人心掌握の失敗について。中3が戊辰戦争から五稜郭の戦い。

織田信長も、明治の薩摩、長州も弱いんだけど、武器に金かけてますから、最終的には、戊辰戦争でも鉄砲の飛距離で負けるんですよ。

戦争というのは、外交を含む。戦闘で勝てなかったら、大阪城の堀を埋めればいい。

担任、中身、自由研究の理解出来てなかったので、戦争と戦闘、戦略と戦術の違いの概念というのは、中学校の先生の一般常識では難し過ぎたんでしょうね。小学校高学年、中学校の時に、私が考えていることは子供だから、聞いて貰えないけれど、大人になって同じことを言ったら、聞いて貰えるんだなあと強く感じていましたが、「実際にそうなりましたね」。

学歴は、大事ですよ。私の話を理解できる中学生というのは頭はいいんですよ。しかし、学歴がなかったら、社会が評価しないから、学校の先生でも私が言っていることは理解できなかったわけです。で、虐めるか、めちゃくちゃ可愛がるか?二極端な扱いでしたから。

人間って、話の中身で判断していないですよ。いつも書いていることですが、今、書いていることの8割は中学校までに身についた知識だから、同じことを中学校の時から言っていた。ただ、私が中学生だから話を聞いてくれなかった人が、大学にいき、官僚になったら、話を聞くようになった。話の中身は変えていないんですよ。

スキルアップや受験の本をメインで書いているのは、社会の評価基準に適合しないと、話なんか聞いてくれないからですよ。生きている間のキリスト、釈迦、ムハンマド孔子、社会の大半が評価していませんよ。弟子が少しいて、死んでから世界的に評価されただけですからね。

今、釈迦やキリストが肉体を持って生まれてきても、やはり人間は評価しないでしょうね。人間離れした優秀な人間というのは、いつの時代、いつの場所にもいるんだけど、評価できる知識も知恵も社会全体にはないんですよ。

釈迦やイエスなんか、生年月日不明ですよ。生年月日がわからないということは、本人が死んでからかなり長い間、社会全体から高い評価を受けていないということです。生前から高い評価を受けていたら、生年月日も生前の言行録も作られていますからね。

林雄介with,you。