林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

不労所得とは。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

不労所得とは、働かずに得られる所得ではなく、「今、働かずに得られる所得」のことです。

ですから、先祖の財産であれば、先祖が働いたから不労所得になったわけです。

印税というのは、過去に働いたものが支払われているだけですよ。

働かずに得られる所得と勘違いしている人がいるようですが、不労所得は減っていくから、極端な話、ブログは無料ですから仕事と言えないですが、本業の本の宣伝、あるいは声優さんだったり、歌手やタレントさんも、ブログを書きますよね?

本業で回収しているじゃないですか?

不労所得という言葉は、マルチ商法や内職詐欺、投資詐欺に使われるんですが、不労という言葉が誤解を招くと思うのです。

何らかの形で、働いた賃金、報酬の後払いというのが、不労所得なのです。

天下りも、行政学の定説では、「公務員の賃金の後払い」なんですよ。これは早稲田の片岡先生の説ですが、要するに東大法学部の卒業生と官僚の在職中の平均賃金を比較すると官僚の平均賃金が4分の1以下になり、天下りで、賃金の後払いを行わないと民間に人材が流出するから、公務員としての賃金の不足分を天下りで補填するというのが、行政学の定説だったんですよ。今は定説がどうなったか?知りませんが、私が早稲田大学にいたときは片岡先生が国1の試験委員でしたから、天下りは賃金の不足分を補填するというのが定説でしたね。

林雄介with,you。