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林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

曜変天目。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

何でも鑑定団で、曜変天目が発見された、偽物だで、揉めています。

曜変天目というのは、中国の福建省で、作られた茶碗です。そして、根本的に勘違いしていますが、曜変天目という茶碗はありません。

天目茶碗の中で、釉薬が釜の中で偶然変化し、光沢を持ったものを、曜変天目といっているだけです。

そもそも、日本にも3つしかなく、全て国宝指定を受けています。

戦国時代に茶器が、戦国大名のブームになったことで、バブルな価格になっただけで、当時の福建省の天目茶器の模様に光沢があるものが、曜変天目です。

そして、中でも鑑定団に出てきた茶器が、福建省時代に作られた天目茶碗なのか?、それが曜変天目なのか?というのは別次元の問題です。

中でも鑑定団は、バラエティー番組です。文化財の鑑定は、放射線検査等で年代特定をする必要があり、見た目で判定することはできません。

ですから、本物、偽物議論は科学鑑定からはじめる必要があり、奈良大学の同体検査から、天目茶碗の可能性はあるのです。

鑑定価格の2500万円から考えても、曜変天目の価格ではありません。

曜変天目というのは、戦国時代に、曜変天目として扱われてきた天目茶碗です。ですから、曜変天目の特徴がある天目茶碗が発見されたとしても、曜変天目になるか?と言われると難しいのです。

これは、徳川家康が、関の新しい名刀を、歴史的な名刀と鑑定書を幕府で作り、大名に褒美として配りまくった大名家の家宝の刀と同じです。

江戸時代の名刀を、室町時代の名刀と鑑定書を幕府が作り、大名に配りまくったのです。偽物といえば、偽物ですが、徳川家康から、大名に配られたという歴史的な価値が加わり、文化財になっているのです。

曜変天目も、茶碗そのものが本物かどうか?という価値よりも、例えば、織田信長が愛用した天目茶碗的な文化的価値の方が大きいのです。

例えば、三種の神器は値段をつけられませんが、同じ鏡が古墳から発掘されれば、ただの古い鏡です。

林雄介with,you。

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