林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

神社で、縁結び。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

神社で縁結びということを考えた時に、最初に考慮すべきことは、そもそも自由恋愛が普及したのは、戦後だということです。

出雲大社大国主さんというのは、国土経営の神です。日本は、伊勢神宮を中心とした天皇家を中心に国家運営を行ってきました。ですから、出雲大社も皇族の結婚には、働いていますが、庶民の結婚というのは、そもそも自由恋愛で結婚していなかったでしょ?。

村の中で、結婚するから、村の産土神社で調整可能なんですよ。ただし、人口流動が激しい江戸では、恋愛というニーズがありますから、浅草観音や神田明神(要するに庶民が参拝に来るところ)では対応していたはずです。

また、明治以前の日本は神仏習合してましたから、真言密教天台密教が一身上の恋愛を担当していたのです。

以前、書いたと思いますが、神仏というのは、働きが増え、進化します。ですから、戦後の人口移動、自由恋愛の普及で、縁結びという新しい需要が増えたのです。

縁結びしなくても、見合いで無理やり結婚させてましたから、縁結びの神社、お寺はないんですよ。縁切りはたくさんあるでしょう?。とりあえず、結婚させられるから、縁切りに需要があったのです。

今、無理やり結婚させられるケースがレアですから、縁切り専門の神様が、縁結びの研究してますよ。半分、冗談ですが、半分、本当です。

霊山も、若者やカップルが増え、さらに、世界遺産で外国人観光客が増え、昔なら、無礼な参拝者にすぐにぶちギレたような神様が、軟化しているのです。

冗談ではなく、本当ですよ。

龍神というのは、雨を降らせて、農作物の豊作を守る神です。基本的には、雨乞いか、病気治しを頼まれて1千年、2千年やってきたのです。

現在は、パワースポット化で、恋愛成就を熱心に頼まれるので、神様が恋愛成就をどうやったらいいか?を研究してるわけです。

恋愛成就に何が必要か?ということを、神の立場から考えますとね、まず前世の縁、今世、来世の縁がどうなっているのか?。次に、天界に運命管理帳がありますから、運命管理帳に何が書いてあるか?。例えば、マザーテレサが女子高生時代に恋愛成就を祈って、成就させたらまずいでしょ?。要するに、使命がある人の人生を変えちゃうと歴史が変わりますから、使命がある人だと、願いを叶えたらダメなことも多いんですよ。

極端な例ですよ。

神の世界は、洗練された現実世界。現実世界が、天界をモデルにしてますから、市役所があって、住民生活をケアしているでしょう?。

産土神社に、住民票がありますよ。結婚に関しては、産まれた時に住んでいた場所か、海外で産まれた駐在員の子供なら、日本国籍の親の産土神社。

わからなかったら、今、住んでいる土地の産土神社に頼んで、住民票を産土神社においてもらえば良いのです。

恋愛成就というのは、イザナギイザナミが必ず祭られています。スサノオ大国主さんも、天照大御神様も、イザナギイザナミの子孫でしょう?。人間を作ったのも、イザナギイザナミです。

人間を作った最初の夫婦神だから、縁結びもできるんですよ。延命長寿もイザナギイザナミの2神に頼むのです。

林雄介with,you。