いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
拘置所にいる死刑囚が、パン祭りの応募券を集めたにも関わらず、拘置所が景品引き替えを拒否しました。これは違法行為です。
高裁も違法認定を出しました。
死刑囚は、刑務所ではなく、死刑という刑の執行まで拘置所に留置されています。刑務所は刑の執行中ですから、パン祭りに参加することはできません。
ただし、死刑囚は留置されるのは刑の執行ではありません。死刑囚の刑は、死ぬことだけですから、身分の保障があるのです。
また、実務上も死刑囚の精神安定の観点から、趣味などは認められています。死刑囚が精神的に錯乱した場合、刑の執行はできないのです。
ちなみに、あさま山荘事件やオウム真理教事件のように、信者やシンパが存在する死刑囚が処刑されたことはありません。通り魔や支援者が少ない死刑囚から処刑していくのです。
また、オウム真理教事件の教祖を処刑すると法務大臣が残党に狙われたり、テロをやられる危険性があるので、警備費用がかかるため、処刑は行われない可能性が極めて高いのです。
結局、平等公平に処刑されることはないため、だったら死刑は廃止した方が公平だと私は思うのです。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
