林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

公務員試験等の解法本について。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

公務員試験の裏技みたいな、解法本がわりと昔から売れています。また、私も解答丸暗記や数学の解法も解答の丸暗記でよいと書いています。

ただ、公務員試験の裏技を覚えられる頭なら、普通に公務員試験の勉強をやって受かりますよ。さらに、公務員試験の勉強を普通にやって受からない人なら、裏技なんか暗記できませんよ。

数学等の解答丸暗記も、完璧にできたら東大でも受かるんですよ。解答丸暗記そのものが、量もあるし、覚える知能が必要なのです。

私は、裏技的なやり方は一切教えません。裏技的なやり方を覚える時間と知能があれば、普通に勉強すれば、どんな試験でも受かるからです。

つまり、無意味なのです。

また、奇襲的な作戦は成功率が低く、織田信長桶狭間以外では使っていないのです。織田信長自身が、敵から狙撃されたり、奇襲的な攻撃をされていますが、本能寺の変以外の奇襲的な攻撃は全て撃退しているのです。

織田信長の基本戦略は、敵より多い兵力の物量戦争で勝つという、正攻法です。奇襲は楠木正成真田幸村が得意とするやり方です。しかし、楠木正成真田幸村も最終的には物量戦争で、足利尊氏徳川家康に負けたのです。

織田信長は、今川義元に勝ったあと、徳川家康と同盟し、同盟国を増やしながら、美濃を攻略し、尾張、美濃の濃尾平野という大国の国力を背景に堺の通商権を掌握し、経済力的に対抗できる敵対勢力をなくしてから、時間をかけて大国を潰していったのです。

そして、上杉謙信武田信玄の二大軍神とは、同盟、プレゼント攻撃で信長側からの攻撃は避け、最終的に直接対決は回避したのです。(上杉、武田は信長討伐軍の進軍中に病死)。

林雄介with,you。