林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

藤井聡太4段の名古屋大学教育学部附属中学校。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

結論から書くと、名古屋大学教育学部附属中学校というのは、帝大の実験学校。

東大も中高一貫学校を持っています。

ただし、帝大附属から母体の大学に進学できる人は、ほとんどいません。

東京大学名古屋大学も、教員養成学校ではないからです。

東京は、東京教育大学、今の筑波大学附属、愛知は愛知教育大学附属等の教育養成学校附属は、進学させるのが仕事なので、進学させますが、帝大附属は、帝大の実験学校なので、自由教育に近いのです。

逆に、実験学校なので、藤井聡太プロには過ごしやすい学校のはずです。仮に、出席日数や単位が危なくなっても、母体の名古屋大学教育学部から、暇な人が教えにこれば良いのです。問題は、名古屋大学の学生や院生は、基本的に教育免許を持っていないので、外部の先生に委託しているような気もするのです(早稲田や慶應の附属高校の教師が、早稲田や慶應卒ではないのと同じ理由)。

研究用に、学校を持ってはいても、研究者が教員免許を持っていないので、実験用にしか使っていないはずなんですよね…。

ちなみに、帝大は全部、実験学校を持っていると勘違いしていたのですが、東大と名古屋大学しか実験学校を持っていないんですね。

実験学校というのは、教育方法や教育政策そのものを実験するための学校です。

東大附属は、双子を集めて、実験やってますから。

棋士とか、一芸がある人には、実験学校向いていると思いますよ。勉強、厳しくないし、自由にやれるから。

普通の人がいくのは、「個人的には、絶対に薦められませんが…」。教員養成学校附属は、成績を上げるのが、教員養成学校の仕事なので、筑波大学附属も、東大に大量合格します。しかし、東大や名古屋大学附属は、決められたカリキュラムをこなすのではなく、カリキュラムそのものをどうするか?を考える大学なので、既存のカリキュラムを詰めこみ、難関大学に合格させることはやらないんですよ。

林雄介with,you。