林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

家柄といっても、誰かが成り上がっただけ。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

小学校の時に、岩倉具視の本を読んだんですが、岩倉具視の家は貧しくて、ヤクザに博打場所として貸し出して、生活していたそうです。

和歌やら相撲やら、伝統芸能の免状を公家が売って、大臣クラス(維新後、公爵、侯爵)でも、副業で生計たてていたわけです。

徳川幕府というのは、上にいけばいくほど、収入源がなくなる仕組みなので、天皇家が1万石(後に3万石)、公家が3万石(近衛家で2千石。武家は吉良上野が5千石。浅野家(赤穂)が5万石。大石内蔵助が1500石。)

大半の公家(5位以上)が町奉行所の与力〜同心程度の石高。しかも、武家から勝手に公家に援助できない仕組みにしてあった。

なので、旧華族の公家がまともな生活ができる収入源が保証されたのは、武家政治開始、応仁の乱以降、明治、大正、戦前ぐらいなんですよね…。

藤原氏大化の改新をやって、7世紀から国風文化の10世紀くらいまでしか栄えていませんしね。道長の孫の代で台頭してきますから。

家柄といっても、高利貸しだったり(勝海舟)、三河土豪徳川家康)、長州の貧乏人(岸、佐藤栄作兄弟。生家が貧乏だから、口べらしの養子に行っているので兄弟で苗字が違う。)、鳶の親分(小泉純一郎)、数百人から数千人の天孫族土豪の祭司長(神武天皇、モーゼもエジプトからユダヤ人つれてきた時、そんな感じだったから初期の大和朝廷は小規模)。

林雄介with,you。