林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

なぜ、テレビはくだらないのか?(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

最近は、ネットの情報をそのまま番組にし、裏付けをとらずに中身が間違っているという粗悪なテレビ番組が増えました。

しかし、テレビ番組の主たる視聴者は偏差値50以下の、世帯年収200万以下の人たちなのです。

10年前に、この話を知るには億単位のお金が必要だったのです。

テレビ局が、調査会社に数十億かけて、調べさせた結論が、「世帯年収200万以下の偏差値50以下の貧乏人が、テレビの主たる視聴者なので、この層が喜ぶ番組を作らなければ視聴率はとれない」ということだったのです。

ですから、ネット情報で炎上させても、そこそこ視聴率にはなるのです。

しかし、テレビ番組そのものが、信頼されていませんから、情報源としては、ネット以下なのです。

テレビの衰退は価値観の多様性、趣味の多様性、そして、ネットで学者や政治家、文化人が直接情報発信できるようになったことが大きいのです。

ネット普及前は、数万、下手したら5千円でも、学者や文化人が、番組監修をやったり、出演してくれたのです。しかし、数時間インタビューされたものが、数分しか放映されないため、誤解しか生まれなかったのです。

それでも、テレビや新聞で、意見するしか多数の人に知らせる手段がなかったので、改ざんされても、出ていたのです。

それが、インターネットの普及で、テレビや新聞という改ざんされる媒体を使わずに、直接、学者や政治家、文化人が意見発表ができるようになりましたから、わざわざアホなテレビ局や無学な新聞記者に貴重な時間をつかい、不愉快な思いをしてまで、伝える必要がなくなったのです。

まともなインテリが制作に関わってくれませんから、ネットの正確性より低い番組や記事しか作れなくなったのです。

林雄介with,you。