林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ムー大陸とアトランティスのこと。(*^_^*)開運本の元ネタ。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

アトランティスは、プラトンが言及し、シュタイナー教育ルドルフ・シュタイナーエドガーケイシーが、古代文明があったと言い出したのです。

ムー大陸は、真光の内部資料に書いてあるのです。

ちなみに、感謝の行が大切というのは、生長の家の生命の実相に書いてあります。生長の家は、大本の出口王仁三郎と西洋の心霊学とニューソートです。ただし、生命の実相が普及版で40巻あるので、勧業編や光明編等のメジャーな数冊をねたもとにして、「ありがとうで開運する」という自己啓発書をたくさんの人が書いているのです。

ニューソート出口王仁三郎の数十巻、生命の実相40巻を精読して、自己啓発やビジネス、精神系の本を書くはずがない。書くはずがないというより、著者が中卒の成金や経歴不詳のセミナー屋(だいたいは、アムウェイ。引き寄せのエイブラハムのエスターヒックス夫妻もアムウェイですからね。)が、100冊、200冊も本を読んで、さらに実証実験をやって本なんか書けるわけがないのです。

幸福の科学は、GLAと生長の家が元ネタですが、大川隆法氏は東大卒です。生長の家の谷口開祖も大本の信者ですが、早稲田大学を出て、スピリチュアルの本を日本語訳して生計をたてていたのです。

そして、大本から谷口開祖と一緒に脱会した浅野和三郎も東大卒の海軍学校教授で、欧州の心霊学を日本に紹介したのです。

正しい、正しくない以前の問題で、ある程度以上の学問を納めていなければ、元ネタになった宗教の研究等できるわけがないのです。

しかし、残念なことに、読む側、信者さんが、開祖と同じ勉強をせずに盲目的に信じるのです。

開運本も、全くのオリジナルで書くことはできません。必ず元ネタがあるのです。私の場合は、ほとんどの宗教の聖典を読み続けていますから、メジャーな宗教であれば、だいたいの教えは知っています。

そうした基礎知識があって、独自の解釈からオリジナルになるのです。しかし、大半の開運本は元ネタを、はっきり言うと元ネタで10ページぐらいでさらっと書いてあることを、体験談を交え、本にして売っているだけなのです。

だから、霊感商法がなくならないのです。

林雄介with,you。