林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

未来は知らない方がいい1。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

新約聖書ヨハネの黙示録なんですが、あれは、ヨハネが夢でみたままの描写なんです。

例えば、戦車を知らない人が戦車を見ても、火を吹く箱とか悪魔とかドラゴンにしか見えないでしょうね。

原爆投下のシーンをみても、何が起こったのか、2千年前の人に理解なんかできないでしょうね。

預言というのは、夢でみたり、ノストラダムスカバラや占いですから、見えていたわけではないんです。聖書の預言者は、ほとんど夢ですけどね。

聖人というのは、面白い人がほとんどです。釈迦もキリストもムハンマド孔子も、面白い人です。ゆえに、説法にジョークが入っているんですよ。

以前、トマスによる福音書の話を書きましたが、キリストの説話は笑うオチがある。しかし、聖書を編纂するときに、紙の無駄になるから、まあ権威も落ちますから、ジョークを削ったんですよ。

ですから、トマスによる福音書は、話にオチがあるんだけど、聖書では同じエピソードが真面目な話になっているのです。

例えば、法華経、実際は釈迦の死後、執筆されたお経ですが、「地獄に落ちる」という脅しがある。釈迦がそんなことを言うわけがない。

地獄に落ちますよ、まあ仏が救済しますけどね(笑)。釈迦が説法したら、オチがあるんだけど、経典は削っているわけ。

コーランでも、笑いやフォローの部分は削除されていると見ていいでしょうね。

林雄介with,you。