林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

なぜ便衣兵、民間人ゲリラは禁止されているのか?

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いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

赤十字創立者アンリ・デュナンは、ルールを決めて、殺しあうことを提唱しました。戦時国際法は、被害を最小限にするためのルールです。

アンリ・デュナンは、頭に虫が沸いている馬鹿どもから、戦争を肯定した非人道主義者として生前は非難されていました。しかし、アンリ・デュナン赤十字によって大量に命が助かったのです。

ISが自爆テロをやっていますが、自爆テロは戦争ではないので、戦時国際法の保護を受けることはできません。

例えば、南京大虐殺のそもそもの元凶は中国共産党の民間人偽装ゲリラ兵です。また、民間人偽装ゲリラは沖縄戦ベトナム戦争でも行われたのです。

終戦間近、戦時国際法が現場まで浸透しておらず、戦争記章をつけて、攻撃しなければ、いけないというルールが徹底されていなかったのです。

戦争記章着用は、ハチマキでも、リボンでもいいのです。戦闘員と非戦闘員を明確に区別することで、非戦闘員を保護することが、戦時国際法の目的なのです。

しかし、戦争記章を着用せずに、攻撃した民間人が出てくると、交戦相手国は、戦時国際法違反とみなし、戦闘員が民間人に偽装しているとみなすのです。

また、戦闘員記章をつけた戦闘員が、負けそうになり、戦闘員記章を外し、民間人に偽装して逃亡することも、戦時国際法違反です。負けそうになれば、武装解除して戦闘員として捕虜になる必要があるのです。

もちろん、民間人偽装のスパイ等は戦時国際法の保護の対象外です。

実際、戦時国際法を厳密適用すると、事実上の戦闘が不可能になり、オープンに戦闘員同士で戦い、それで白黒がつくので、厳密に戦時国際法が守られれば、戦争はなくせるのです。

林雄介with,you。