林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

おはようございます。東京は小雨です。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

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さて、北朝鮮が水爆実験を強行しました。今後の考えられるシナリオを書きます。

1、米国が北朝鮮を攻撃できないのは、北朝鮮攻撃の余波が日中に及ぶからです。

まず、大規模空爆を行った場合、北朝鮮からの難民が日中に押し寄せ、日中の経済が混乱します。

米国が回避したいのは、日中経済の混乱です。

イスラエル擁護で、イスラム教圏を攻撃しても、米国に日中経済破綻のような深刻なダメージを与えません。

2、平壌への空爆を行うには、無差別爆撃は国際法違反ですから、イラク方式で、「核兵器の完全放棄と査察団受け入れ」で終わるはずです。

太平洋戦争中に日本に、「宝塚に火の花を咲かせます」みたいなビラを米軍がまきました。国際法上、民間人に対する無差別攻撃、赤十字病院に対する爆撃は禁止されています。ただし、太平洋戦争では、国家総動員法を歪曲し、民家で軍需製品を作っているため、民家を軍事施設と見なし攻撃しました。

ゆえに、北朝鮮が米国に対する動員令を出すと平壌空爆の口実となるのです。

ところで、昨日書いたように、民間人ゲリラは禁止されています。南京大虐殺の元凶も中国共産党による民間人ゲリラ、すなわち便衣兵です。

民間人が、防戦する場合、「戦闘記章を身につける必要があります。戦闘員と民間人の識別可能なら赤い布を巻いて戦っても構いません」。戦闘員記章がない場合、ISの爆弾テロと同様にテロ行為なので、犯罪者として保護対象とならないのです。

日本は国際法を守って戦争しましたが、中国共産党国際法違反の民間人偽装ゲリラを常套手段としました。民間人偽装ゲリラをやられると皆殺しにする必要が出てくるのです。

戦闘記章をつけていない民間人が投降した場合、無条件で保護する義務が敵国にはあります。また、民間人が戦闘記章をつけずに防戦した場合、国際法違反ですから、殺害されます。

この戦闘員記章問題が出てくるので、ハングルで、投降する場合は武装解除すること。市民が米軍と戦う場合は、戦闘員記章を必ずつけることをビラにしてばらまかないと米軍が北朝鮮で、虐殺をやる危険性があるのです。

平壌空爆の場合は、金正恩に対する亡命勧告と平壌市民に対する非戦闘員の退避勧告。米軍は金正恩と武装した敵対者以外は攻撃しないから、金正恩を差し出すように勧告を出すはずです。

もっとも、核兵器の場所は把握しているでしょうから、拠点空爆核兵器の確保で、あとは、ダラタラ空爆を続ける可能性は高いと思いますけどね。

林雄介with,you。