林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

読書について。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

急に寒くなりましたね。

読書について。

本の読み方なんですが、「同じ本」を何回も読まないと、少なくとも私は中身を忘れます。

自分が書いた本でも、blogでも何を書いたか、忘れます。他人の本なんか覚えているわけがないですよ。

いまだに私のことを速読できるとか、一回読んだら忘れないみたいに勘違いしている人がいます。

無理ですよ。読んでいる本の絶対量が多いので、似たような話は理解しやすくはありますが、全く新しい概念や著者の本は、頭に入りません。

ですから、同じ著者の本を数冊読むと、プラトンでも似たようなことを書いていますから、わかりますが、いきなりプラトンを読むと、わからないです。プラトン自体がセネカキケロが何言ってるのか、全くわからないと評している。ローマの賢人ですら、理解に苦しむような本を、普通の人がさらっと一冊読んで理解できるわけがないのです。

ちなみに、プラトンの数字を使った謎理論は、ピュタゴラスの影響です。プラトンは、ピュタゴラスのエジプトの数の秘技を学んでいますから、整数で表せない円ではなく正20面体が、天を表すのです。

プラトンピュタゴラスもやっていることは、哲学や数学ではなく、宗教です。ですから、哲学者がプラトンを翻訳して、理解できないと注釈に書いているのです。

大前提として、ピュタゴラスは宗教家で、プラトンピュタゴラスの影響を途中から受けているので、初期のソクラテスについて書いてある部分は哲学ですが、中期、後期は宗教や神秘思想の影響を受け、アトランティスが沈んだ話に発展していくのです。

林雄介with,you。