林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

脱線するのが大学の講義のいいところ。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

伊東光晴先生(京都大学経済学部長→早稲田の客員教授)が、放送大学と大学の講義は似たような話だけれど、放送大学のテレビ放送は、脱線できない。大学の講義は、脱線した話ができるから、それがよい。と仰っていたものです。

実際、大学の講義も、どうでもいい雑談しか覚えていません。また、大学の講義レベルであれば、教授の本や論文を探してよめば、独学で理解できるはずです。

特に、昔は学会長は百科事典に執筆している人が多かったので、あまり講義にでなかった場合、1、百科事典で社会学の部分を読む(学会長の富永教授が社会学の権威なので、社会学の部分を執筆している)、2、知恵蔵や現代用語の基礎知識を読む(執筆者はだいたい教授、ゴーストでも本人が言っていないことは書けない)→3、教授の教科書を読む。4、教授が書いた本を読む。5、教授の論文を読む。ただし、学部の講義で、教授の論文まで読まなきゃ、単位取れない講義なんかありませんからね。

筑波教授(旧宮家)も、「早稲田大学の空席率が高いとマスコミが批判するが、違う。うちの大学は、300人受講者がいたら、300人教室を準備する。他の大学は、300人受講生がいても、来ないことを見越して100人教室しか準備しない。そうすると、300人受講生がいても、早稲田は100人しか来ないと空席が出てくるが、他の大学は、はじめから、100人教室だから満席になる。そういう単純なカラクリを見抜けないマスコミが批判しているだけ」とか、そういうわりとためになる雑談、雑学が多いのです。

大学は、教授の雑談をきき、友達作るために行くんですよ。勉強だけなら、医学部とか理系で実習や研究室がないと無理なところ以外は、勉強だけなら独学でできますからね。

林雄介with,you。