林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

I荷に頼み事をしないこと。開運系の本で無責任にI荷信仰を奨めている。o(^-^)o

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いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

開運系の本に、I荷に頼めという本がかなりあります。一方で、I荷に頼むなという霊能力者もいます。

開運、パワースポット系の本を分析した結果、2パターンあることがわかりました。

1、I荷に開運を頼めという人。

2、I荷はご利益があるが、素人が手を出すと危険なので、やらない方がいいという人。

まず、I荷とは何かという説明をします。神道系はf見I荷系列のうけのみたま。仏教系は、T川I荷系列のダキニ天。真言宗は、F見I荷系列(空海が使っていた)です。

まず、正しい卷族のI荷は、神様の側に常駐し、天界にいるのです。そして、神様の指令で動き、人間に一切の見返りを求めることなく、神様のお側に戻ります。これが、龍、白蛇、天狗等の正しい卷族のあり方です。

しかし、神様が長期的にみて、現世利益を与えたら、この人間がダメになるとご判断された場合、I荷も龍も蛇も、一切、動きません。そこで、人間が直接、I荷や龍や蛇に願いを頼むようになり、卷族でありながら、神社やお寺の主役になったのがI荷です。

もちろん、I荷も絶対神が作った卷族ですが、卷族は、神ではないので、祟るのです。

ゆえに、一度、I荷に頼み事をしたら、死ぬまでI荷を祀らなければ、与えた現世利益を0にし、さらに祟るのです。ですから、霊界のことを理解している霊能力者なら、絶対に、普通の人にI荷に頼め等という無責任なことを教えるはずがないのです。

もちろん、正しいI荷もいますが、I荷信仰が現世利益を前提にしているため、I荷神社やお寺には正しいI荷はいません。正しいI荷は、天界のみに存在するのです。また、天界のI荷には、人間が直接、頼むことはできません。

I荷以上に、霊能力があれば、I荷を使えますが、歴史上、I荷を使いこなせた人物は、空海の他、10名もいません。

なぜ、I荷を使いこなせないのか?。1つ目は、I荷にも格があり、格が上がれば尻尾が増えていきます。そして、一番厄介な金毛九尾は、I荷と名乗りません。

天照大御神絶対神」を名乗り、霊言を出し、あるいは政財界人にとりつき、国を牛耳ろうとします。金毛九尾クラスは、首相クラスや社会的影響力がある人間にしかとりつきません。プライドが高いので、一般人にはとりつきません。

で、下手な神より、神らしく振る舞うので、普通の霊能力者なら騙されます。I荷は、人間の格にあわせて、位が高いI荷が出てくるので、空海日蓮クラスでなければ、金毛九尾に騙されるのです。霊能力者等にいきなり、「天の声、神の声」と称して降臨してくるのは99%、I荷です。鎮降法帰神術をやると、99%以上の確率で、I荷が来ます。だから、「神を呼ぶな」と注意しているのです。また、霊の審神合戦になった場合、普通のI荷や2尾、3尾は見破れても、金毛九尾は神に化け神気を出し、神と同じようなことを話すので、鎌倉仏教や空海最澄等の開祖クラスでなければ、霊的、学問的に騙されるのです。帰神や霊言の類いを絶対にやるなと注意している理由はこれです。審神のやり方もありますが、教えると絶対に試す人が出てくるので、教えません。

もちろん、庶民相手には、尻尾が少ない稲荷しか来ませんが、宝くじを当てたり、現世利益に関しては、抜群です。ゆえに政財界人でもI荷にとりつかれる人が多いのです。

また、霊言や霊視等の霊能力も、頼めば与えてくれます。

ただし、邪神邪霊の類いなので、死ねば魔界に行くことになります。

また、邪神邪霊の類いなので、人間のことは、「玩具」としか思っていません。

なぜ、神様や守護霊さんが簡単には、現世利益を与えないのか?。人間は、生まれ変わりする中で魂を成長させ、最終的に天人になるために、現実世界に生まれて来るからです。

霊界で修行するより、成長速度がはやく、また自分の境地より、上の人間には霊界では会うことができないので、肉体を持って生まれてくるのです。

そうした人間の成長を促し、また自分自身も成長するために、キリストや釈迦、様々な聖人もわざわざ肉体を持って生まれてくるのです。

つまり、魂の成長の手段として、肉体があり、現実世界があるので、手段である現世利益を直接与えると、肉体を持って生まれてきた意味がないのです。

神様や守護霊さんは、魂の成長になるように環境を整えます。その結果として、結婚させたり、仕事につかせたり、進学させたりするのです。

しかし、絶対神が定めた、「人間の努力に応じてのみ守護する」というルールを、ご卷族は守れません。絶対神の定めた天界のルールを守っているI荷は、天界で神様のために働いているのです。

神様が、人間のために、I荷を使うことはあっても、人間からI荷に頼むことはやるべきではないのです。

もちろん、皆さんがI荷に祈れば、宝くじに当たるか?と言えば、まず、当たりません。なぜなら、I荷は、相手の器に応じて出てくるので、宝くじが当たって嬉しいような人間には、力の弱いI荷しか守護しに来ないのです。

しかし、億万長者がI荷に祈れば、億万長者に相応しい、尻尾が5、6本はえたI荷がきますから、億単位のお金をくれます。普通の人が頼めば、数万から数十万、あるいは数百万単位のお金をくれます。

学歴と経歴に応じたI荷が来るので、東大卒の貧乏弁護士が頼めば、金持ち弁護士になることができます。また、飲み屋の女将が頼めば、それなりに繁盛するようになります。

しかし、魔界にいき、生まれ変わりが困難になるのです。

西洋の悪魔と同じ類いなので、I荷に魂を売ることになり、死後、I荷に使役されることになります。

本当は、皆さんに興味を持って欲しくないので、I荷の話をしなかったのですが、開運系の本で、無責任にI荷信仰をすすめる人がたくさんいるのです。

また、I荷は、人間が怖れれば、より力を増します。

さらに、友人、家族のI荷信仰をやめさせると、報復してくるので、もしも、友人や家族がI荷信仰をしていてもやめさせてはいけません。I荷の祠も潰せば、壮絶な祟りにあうので、一度、祀ってしまった場合は、「一切、願い事をせず、水とお供えだけあげて、共存するのです。」

I荷は、「怖れず、関わらず、頼みごとせず」という方法しかないのです。

また、私も、私自身と身内のI荷しか祓うことはできません。興味本意で、この記事を読んだ皆さんがI荷に頼み事をして、とりつかれたり、祟られたとしても、自業自得なので、「絶対に祓いませんし、助けません」。

I荷はI荷信仰の邪魔を嫌がりますし、I荷を祓うと数で報復してくるので、「自衛」と防衛以外は出来ないのです。

I荷はヤクザと同じですから、筋を通し、現世利益を与えられた分以上の御礼をして、縁を切る以外に手段がないのです。

くれぐれも興味を持たないようにお願いいたします。

林雄介with,you。