林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

風水や陰陽師は技官。(*^_^*)安倍清明も技術官僚。

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いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

陰陽師や風水というのは、技術官僚の仕事です。

安倍晴明も都市建設の技術者ですし、空海も技術者です。

国には陰陽寮がありますが、技術者であることを大前提にしています。

どういうことかと言いますとね、例えば、風水で最高の土地があって、そこに都市を建設するとします。その場合、風水的には最高だけれど、僻地になるとか、極端な話、京都から北海道に遷都するとか、無理ですよね?。

あるいは、国家予算の100年分かかる都が、風水的には最高なんだけれど、財政破綻しますよという場合に、そんな都市を建設するのか?という問題が出てくるのです。

ですから、現在の国土交通省と同じように、予算の範囲内で実現可能な建設計画を立案する仕事が、安倍晴明であるとか陰陽師の仕事なんですよ。

まともな陰陽寮の職員は、建築、予算計算の知識があって、+風水や宗教的なものをやっていたわけです。

江戸も風水や呪術で、守ってあるという説もありますが、「実現可能かつコスパ重視」で、都市建設をしてますから、完璧な風水都市なんか作れませんし、作ったら、間違いなく国が破綻しますよ。

平安京平城京は、本来は、京都と奈良で、遷都を定期的に行い、都市の気が停滞しないようにしていたのです。そんなバカなことをするから、財政的にヤバくなり、京都に都を固定したのです。

伊勢神宮遷宮も、日本経済が悪化すれば、毎回500億もかけてやれなくなりますから、規模を縮小するかもしれませんし、あるいは、遷宮費用から逆算して、日本経済を守るかもしれません。

出雲大社も当初は数十メートルの高さの大神殿がありましたが、地震大国、日本で、そうした建築物を作っても、残るわけがないので、神様も諦めて、現在の形にしたのです。

林雄介with,you。