林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ホメオパシーは信じれば効果がある。暗示で病気は治る。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

ホメオパシーというのは、マラリアの特効薬を研究していた人物が、マラリアは高熱が出るので、高熱が出る劇薬を薄めてマラリアの患者に投与したら治るんじゃないのか?という、理論の飛躍ではじまった擬似科学です。

劇薬等を数万分の1まで薄めて、飲ませるので、要するに、ただの水で治療するわけです。

数年前に、乳幼児にビタミンDを投与する助産婦か看護士だかが、ホメオパシーの砂糖玉を、ビタミンDのかわりに投与し、乳幼児がビタミン不足で死亡し、日本学術会議、医師会等が、「医療にホメオパシーを使うな。プラセボ以上の効果はない。やるなら、個人の責任で、個人の趣味としてやれ」と異例の発表をしました。

じゃあ、ホメオパシーというのは、なんなのか?というと、催眠療法や暗示療法と同じ、暗示なんです。砂糖玉を飲んだら、病気が治るという暗示なんです。

ゆえに、学術会議も、偽の薬が特効薬と信じて飲めば、免疫力があがり、治療効果があるプラセボ効果はあると言っています。逆に、暗示がきかない乳幼児に飲ませれば、効果がほとんどないのは当たり前なのです。

医療や薬というのは、プラセボ効果を除外して、赤ちゃんでも、動物でも治療効果があるものだけを医療や薬というのです。

また、医師等が患者に与える薬が、本物か偽物か知っていると、極端な話、偽物の薬を医師に本物の特効薬と言って実験させるとプラセボ効果以上の治療効果が出てしまうので、現在は、実験する医師にも、本物か偽物か教えないダブル・ブラインド(二重に教えない、医師も患者も本物か偽物かわからない)で、実験して、効果が出るか?を調べるのです。

また、それゆえ、本人さえ信じていれば、水を薬と思っても、病気は治るのです。

しかし、あらゆる難病を治すと言われているルルドの泉でさえ、年間数百万人が訪れ、そのうち奇跡的に治るのは数名もいないのです。

ルルドの泉ですら、そのレベルなのです。ちなみに、こうした霊水には龍神がおり、おそらくキリスト教系統の龍神がルルドの泉にいるのではないか?と思うのです。

林雄介with,you。