林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

老荘思想と儒教のバランスが大切。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

今日も冷えますね。「宗教で得する人 損する人」(林雄介、マガジンランド)12月16日発売です。昨日、読者の方から教えてもらいました。そういえば、今年の新刊3冊は、「発売日すら出版者さんから教えて貰っていない」のですが、読者の皆さんが教えてくれるので、本当に読者の皆さんのお支えあって、生かされている身と、ありがたく感謝しています。

blogの読者の皆さんは、3冊全て買ってくださったという確信があるので、買いました連絡をしてくださらなくても大丈夫です。また、私の本を買わずにblogだけ読んでいるという理由で、呪いをかけたりしませんから、(本すら買わず、あるいは、1冊、2冊買って、自分のセミナー等に盗用したら呪いかけますけどね。呪いというより、そういうやり方は守護霊が嫌がるから、そういうことをした人は守護霊の守護が止まるんですよ。私自身が同じことをしても、守護が止められますからね→防御は別)。

さて、老荘思想というのは、ある意味、エゴイズムです。老子に「自分のことを一番大切にする人がリーダーになれば、よい国になる」という文章があります。これは、何回か解説したことですが、「真面目な人間は、利他精神が強すぎ、他人のために尽くして、早死にするため、利他精神が強すぎる人間が、本当に良いことを長く続けようと思ったら、長生きしなきゃいかん。そのためには、まず自分を大切にしなさいよ。」ということです。

例えば、利他精神が強い人が年間1000人救えると仮定します。で、20年で過労で死ぬとします。救った人間は2万人です。

あまり利他的ではないお医者さんが、例えば、年間500人救って、50年生きたとする。2万5千人救えます。

例えばですが。

さて、老荘思想を全面に出して、公務員や会社員をやるとどうなるか?間違いなく左遷されます。社会性がないからです。自分勝手すぎるからです。

ですから、いつも私の著作や講演会で注意しているように、儒教の社会性を持って、内面的には老荘思想を大切にする儒教老荘思想の使い分けが必要なのです。正確には、老荘思想神道精神は被るので、神道儒教、仏教の共存が必要になるのです。

しかし、神儒仏の共存で生活できたのは江戸時代までです。これからは、神道儒教、仏教、キリスト教イスラム教に+エジプト、ギリシアヒンズー教老荘思想ユダヤ教の10つ以上の精神的バックボーンが必要になるのです。

ところで、日本に法華経を広めたのは聖徳太子最澄です。なぜ、日蓮さんのように、法華経だけを広めなかったのでしょうか?。それは、たくさんの教えがあった方が必要な教えで救われる人が多いからです。

仏教の中に法華経があり、法華経の中に仏教があるわけではないのです。また、教えというのは、神が人間を幸せにするために出されたものです。神は宗教だけではなく、科学者やあるいはマルクスのような無神論者を守護し、人間を幸せにしようとします。

というより、宗教で出される神の教えは1割くらいで、残りの9割は宗教以外で出されるのです。宗教家の方が神や仏の働きを小さくとらえすぎているのです。

林雄介with,you。