いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)。フィリピンにも慰安婦像があり、フィリピンのドゥルテ大統領が、「米国とフィリピンが会談出来たのは、安倍首相のおかげ。感謝している。慰安婦像は適切に処理する（粛清？）」と発言しました。どう考えても、武装したドゥルテ大統領が、慰安婦像と関係者を破壊しにいく、北斗の拳のような解決方法しか頭に浮かびません…。慰安婦像を作れとは言いませんが、武装した大統領が像だけならまだしも設置者も破壊しに行くであろうことを考えると対話と拳による一方的なコミュニケーションではなく、双方向性のある言語による話し合いで穏便に解決して欲しいと思います。
ところで、気温のうつり変わりが激しく、昨日は日中は暖かかったようですが、来週からまた東京も冷え込むようです。インフルエンザも流行しているので、皆様もお身体、ご自愛ください。ちなみに、アメブロのアメンバー限定記事に非公開バージョンの天津祝詞を平仮名で書いておきました。興味がある方は目を通しておいてください。限定記事のお金の話も、どうやったら豊かになり、どうやったら貧しくなるのか？考え方、意識の向け方次第であるという秘訣を書いておきました。あと、はてなblogは、星を頂きましてありがとうございます。GREEも毎日、閲覧してくださりありがとうございます。
さて、本題です大事なことは少ない。これは秘訣は少ないが、極意はわずかだが、極意に到達するまでのプロセスは大変であるというお話です。例えば、禅も剣も茶道も、基本的に道と名がつくものの極意は、「ありのままの平常心」が極意です。宗教も仏教は、慈愛と諸法無我、諸行無常。キリスト教は、愛の実践。イスラム教は清純。神道は、「なおびの御霊」（誠で素直であることの実践）が極意です。じゃあ、地震が起きたり、リストラされたり、余命宣告受けて、「動じない、平常心」で茶道の家元や禅寺の住職が、平常心でいられると思いますか？。何人かは平常心かもしれないですが、大半の人間は動じますよ。ですから、極意と結論だけわかっても使いこなせないわけです。ゆえに、WikipediaやGoogle先生やよくわかる系の名作、古典を読んでもクイズ王的な知識しか身につきませんよ。といつも皆さんに注意しているのです。知識は、実践となり、知恵となり、実生活の中で活用できなければ無駄なのです。私も皆さんご存知のように政財界からマスコミ、インドのバラモンまで幅広い交遊があり、万単位の本を読み、中高生でもわかるレベルまでかみ砕い
て、本に書いているので、簡単にあっさり、極意と結論だけ書いてありますが、プロセスは読者が何回も読んで実践するしかないわけです。というより聖書や古典も、当たり前のことしか書いていません。それを実践できなければ、無意味なのです。
私の本でも紹介した例えば、思考場療法（ＴＦＴ）のポイントはＰＲ、心理的逆転の修正だけです。ロジャー・キャラハン博士が、タッピングを考案した時、タッピングそのもので、トラウマとか禁煙治療が可能な割合が５０％か７０％か忘れましたが、タッピングだけだとＴＦＴの治癒率は５０％ぐらいなんですよ。
それがＰＲ、心理的逆転の修正を行ってからタッピングすることで８割、９割、治癒可能になったのです。
中村天風さんのポイント、あるいは極意も「肛門を締める」だけですよ。中村天風さんの楽天主義やヨガは似たようなものがたくさんあるのです。リラックスさせたり、丹田呼吸する時に、横隔膜を下げる。これは白隠さんも横隔膜を下げて、身体の力を抜けと言っているんです。中村天風さんは、身体の力を抜き、横隔膜を下げた時に、「肛門を締める」ことで、丹田に気を貯める方法を広めたのです。この肛門を締める方法を華族や財閥しか入れない高額な受講料で教えたんですよ。
いつも書いているように、つきつめていけば、実務本の極意というのは、ドラッカーでも経営学でも、孫子でもポイントは１０個もないんですよ。
じゃあ、ポイントだけ箇条書きにしたら、実行できるか？と言ったら無理ですよ。無理だから、本になるんですよ。
勉強も、歴史も、一言で解説できるポイントがある。例えば、織田信長というのは、「応仁の乱以降の乱世を終らせ、江戸以降の安定社会を作る土台」を作った人と言えます。
じゃあ、歴史の教科書を持っていたら、あるいは歴史学者が戦国時代にタイムトラベルして、織田信長をやれるか？と言ったら無理ですよ。漫画や小説や映画じゃないんだから、現代人が過去に仮にタイムトラベルできたとしても、歴史を弄ることはできないんですよ。
歴史というのは、人間が作るんじゃなくて、天が作っているから、織田信長がいても歴史を作れない。天が織田信長を使って歴史を作る。それはね、言葉を変えてしつこくblogでも解説してきた通りです。
想念術や引き寄せの類いも意思がある天が認めなきゃ、実現しないんですよ。このことをよくよくご理解頂きたいのです。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
