林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大人の一般教養の磨き方。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

日曜日ですね。東京は晴天。明日は雪のようですが。

さて、本題です。大人の一般教養は何か?というとまず歴史を学ぶことが大切です。そのためには高校の教科書、つまり大学入試に使う山川の教科書の復習をするのです。これが基本です。ところで山川出版は大人に売り付けるために教科書を書店で販売していますがおすすめできません。教科書は誰でも変えますから、現在、高校で使われている山川出版の教科書を買うべきです。これは基礎編です。次に応用編に入ります。応用編の方が重要です。高校生の教科書に、ヤバイことをかけません。当たり前です。歴史の教科書でも、無難なことしか書いてありません。大人が実生活で活用するための役に立つ教養というのは、教科書に書けないヤバい話です。これは後述します。ところで日本の歴史学会は、マルクス史観で偏っています。そのため、マルクス史観の結論があり、そのマルクス・モデルから学者が勝手にストーリーを構築しているのです。

マルクス史観は悲壮感漂う歴史ですが、それは間違っています。人間というのは、もっと楽しく生きていたのです。マルクスも文句をいいつつエッチしまくり、たくさん子供を作っていたので、ストイックにみえて欲望に忠実に彼もそこそこ楽しく生きていたのです。

ヤバい教科書に書けない歴史というのは、例えば神風特攻隊。教科書には神風特攻隊をやったという記述しかありません。神風特攻隊では、「作戦立案参謀がパイロットにあとで俺たちも特攻する。靖国であおう」と送り出しましたが、実際に、特攻して死んだ上官というのは、数名しかいないのです。また、特攻隊に反対し、熟練パイロットで攻撃しにいった戦闘機部隊の方が敵にダメージを与えているのです。特攻をやるとパイロットの熟練度が落ち、パイロットの熟練度が落ちれば敵船への命中率が下がり続ける。また、特攻すれば戦闘機が減り、鉄もないので木の戦闘機を飛ばすことになり、効果が低下すると反対し、熟練パイロット部隊で奇襲攻撃を繰り返し、部下を特攻で死なせなかった現場の隊長もいるのです。そういう話が実生活で役立つ歴史です。

しかし、教科書の勉強を避けて裏話だけに詳しくなれば、無駄に枝が大きくなり、枝葉末節となり、木が小さいから役に立たないのです。これはクイズ王や娯楽としての雑学といえます。教科書と枝葉末節の両方が必要なのです。クイズ王というのはあまり知識はありません。テレビ番組のクイズには出題傾向がありクイズにでることしか覚えていないのです。ですから、クイズ王というのは一般的には生活や仕事では使えない人が多いのです。私はくだらないことを、覚えているように皆さん思うみたいですが、クイズ的な知識は無駄なので、実はあまり覚えていないのです。私はあくまで実生活で役に立つかどうかを覚える基準にしているので、年号とか細かいことは知らないのです。大まかに覚えているのです。

こうした高校の教科書から掘り下げた勉強をするノウハウは、「公務員の教科書(算数・数学編)」(林雄介、ぎょうせい)や「ニッポンの農業」(林雄介、ぎょうせい)に書いてありますから、記事にするまでもなく、本当は、私の本をきちんと全種類読めば、blogに書いてあるようなことが、体系的に書かれているのです。

林雄介with,you。