林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ご無沙汰ですね。o(^-^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

雨がどしゃ降りです。

blogも下書きメモがかなりありますが、書き下ろします。

下書きメモと被る話もあるので、また今度、掘り下げて別の角度からいくつかのことはお話しようかな?と思います。

先日、文章の書き方を質問されました。どうやったら、上手い文章が書けるのか?という質問でした。

2点ほど、ポイントがあります。

1点目は、上手い文章を書く必要はないということです。

例えば、早稲田大学の旧第一文学部は、訳のわからない論文テストが入試にあります。しかし、早稲田大学の第一文学部卒業生とそれ以外の学部、政経や法学部や社学と比較した時に、本を出している卒業生の数は圧倒的に小説家養成課程がある旧一文より、他学部の方が多いのです。

つまり、評論テストで受かった一文の学生より、論文入試がない他学部の卒業生の方が本を出しているのです。

そもそも、上手い文章を書こうと思って書けるものではありません。

私も、上手い文章を書くつもりがないので、本でもblogでもいくらでも書けるのです。

名文は狙って書けるものではありません。

また、コナン・ドイルは適当に書いていた作品が、シャーロック・ホームズなので、トリックに矛盾があり、読者から訂正を求める手紙が来ても無視したのです。

逆に、コナン・ドイルが推敲に推敲を重ねて書いた他の作品は、ほとんど売れなかったのです。

2点目は、誰かの文章を真似て書けばよいのです。現在の私の文章は、参考にしている文体はありません。しかし、初期の「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」等は文体を参考にして書いています。

最初は、誰かの文体を真似て書けばよいのです。

明治時代から、文豪が別の文豪の作品を原稿用紙に書きうつして文章の練習をするという方法はポピュラーなやり方でした。ですから、上手い文章を書く人の文体を真似て書くばよいのです。

しかし、文体を真似るには大量のインプットがなければ書けません。つまり、小説から古典から、幅広い読書をして、よさげなものを真似ればよいのです。

結論から書くと、売れていて、わかりやすい文体を真似ればよいのです。そして、在命中の作家は避ければ良いのです。

私の文体は、倒置法を多用しているので、簡潔明瞭ではありません。マニフェストなどのゴーストライトをするときは、わかりやすく書きますが、林雄介オリジナルの文章は、盗作や勉強していないライターが参考に似たような本を書けないように、コピーが難しい本にしてあります。

今は、ネタ本にされることは気にしていませんが、やはり、私に無断でゴーストライト本やよくわかる官公庁のような本のネタ本に勝手にされると、「そのライターさんや出版社さんの命運を保障できません」。ですから、私が死に法的な著作権がキレるまではネタ本にすべきではないのです。

漫画村という違法漫画サイトがありますが、ああした違法無料サイトを読むと不幸になります。よく漫画村の正当化に、基本無料のゲームがあるという馬鹿げた主張があります。しかし、基本無料のゲームは、広告収入と課金ガチャで回収しているのです。

催眠商法も、無料の餌でターゲットを集めます。つまり、無料の餌で釣れる人間というのは、社会的には、「搾取」の対象にしやすいのです。

林雄介with,you。