林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

開運本や開運セミナー、いくらぐらいなら参加しますか?。o(^-^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

実は、私の教えというのは、サインや皆さんへの手紙に書いてあるのです。

悩み相談で、具体的に回答したものが、多分、一番使い道があると思うのです。

釈迦でもキリストでも、孔子でも、セミナーをしたり、教えのための教えというのはなくて、あくまで、個別に指導した教えの蓄積が聖書やお経や論語になっているわけです。

そう考えた時に、私の話も、一方通行ではなく、個別に回答したものが、その時のその方のベターだと思うのです。

手紙や研修で、メッセージを差し上げる時に、だいたい3年ぐらいの指針ですよと私は言うんですが、それはやはり3年ぐらいで、人間は成長し、次のステップに到達しますから、次のステップになると指針もかわるんですね。

大学受験のような期限が区切られた試験の場合は、細かく教えることもありますが、公務員が行政書士を受けるとか大学院に行くという場合、「テキストぐらい」は教えますが、細かく判例解説をしたりすることはありません。

どの判例集を読めば良いのか?なぜ、結論だけ書いてある判例集は使えないのか?そういう説明をするだけです。

いつもしつこく書いているように、私は心理学でも、経済学でも、政治学でも、独学で学びましたから、時間はかかっています。

例えば、公務員試験用のミクロ経済学入門を大学1年の時に読みましたが、意味がわかりませんでした。

早稲田大学の経済学入門も、ミクロ経済学は効用から教えますが、そもそも、満足度をあらわす効用という概念はどこから出てきたのか?全く意味がわかりませんでした。

そこで、新小岩で家庭教師をやっていたので、早稲田から新小岩に行く列車の中で、早稲田大学の図書館にある経済学説史の本を読みました。

最初に、「経済史とはアリストテレスからはじまる」という本があり、いつ20世紀にたどり着けるのか?ただ、ただ不安しかありませんでした。

政治学は、早稲田大学の藤原先生の西洋政治学という、広辞苑と同じ大きさの本を人形劇の休憩時間に読んで学びました。

心理学は、河合先生、秋山さとこさん、ユングの本を高校時代に基本的にすべて読み、学びました。

法律は、明治憲法からはじめ、大正、昭和の主要憲法学者の本を早稲田大学の研究書庫で学びました。

その合間に、あらゆる種類の本を読みました。

30代ぐらいまでに、大まかに人文系は、オールジャンルで読み、30代を過ぎてから、かなりマニアックな本を精読しています。

こうした内容を、私なりにエッセンスとして、平たく解説したのが私のすべての著作です。

しかし、一般化するにはジャンルが広すぎるのです。また、学問のための学問や、思想のための思想ではないので、結局、皆さんに平たく手紙を書いたり、お話した内容が、一番、私の言いたいことだと思うのです。

私の言いたいことというより、相談者にあわせて、平たく話していますから、思想としてまとめる必要はないかな?と思うのです。

例えば、講演会は、私の本を読んでいる人もいれば、いない人もいますから、真ん中ぐらいにあわせなければ、何を言っているかわからないはずです。

タイトルの話に戻すと、話を聞きたい人が集まり、自発的に勉強会をしていけばよいと思うのです。

ちなみに、吉田松陰方式で教えるならば、大学や孟子論語程度しか、吉田松陰も教えていません。教えていた内容だけなら、大塩平八郎の方が難解なことを教えているのです。

吉田松陰方式は、簡単なテキストを使い、おそらく話が脱線しまくる形の講義だったはずです。

林雄介with,you。