林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

アニメで地域振興。質の高い読書をして、賢くなる方法。o(^-^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

アニメなんですけどね、地方自治体や行政が支援して成功したケース1%ぐらいしかないんですよ…。

そもそも、商業用アニメで黒字になるアニメの方が少ないんです。

2017年に、それこそ深夜アニメも含めたら1日10本以上のアニメが放映されています。1週間で70本、春夏秋冬で280本のアニメが作られているとしますよね?。

アニメの制作費をBlu-rayで回収するという従来の手法で黒字ラインの作品って、10本もないんですよ…。

少年ジャンプ、月4冊で年間50冊出ますが、毎週読み切りや打ちきり新連載があるんです。ジャンプに載る以上、2冊か3冊はコミックが出ますから、約9か月は連載させて貰えますが、1年以上、連載させて貰える作品は少なく、5年以上、連載させて貰える作品だとほぼアニメ化されますが、ジャンプ全体の3分の1もないですよ。正確には、3分の1にワンピースや銀魂が入っていますから、読み切りも含めてなら、ジャンプに掲載された作品の数十作品に1作品ぐらいしか5年以上、連載できないんですよ。

ジャンプでそのレベルですから、サンデーやマガジンやチャンピオンならもっと数字は落ちます。

つまり、プロの編集者が売るつもりで、漫画家を発掘してきても、数%しか売れないんですよ。

自治体の素人が、代理店や胡散臭いコンサル任せで、ちょっと予算をつけて、なんとかなるという発想が図々しいのです。

また、1つヒットしたとします。くまもんやひこにゃんは、割とヒットしました。しかし、飽きられますからね。

次をどうするのか?。

以前、ダメな部分ばかり指摘すると言われましたが、「顧問契約」も結んでいないのに、なぜアイデアを無料で教えて貰えると考える人間がいるのか?理解に苦しみます。

ヒントは書いてますよ。売れているものを研究し続けなさい。

資本力があれば、研究開発、マーケティングをやってオリジナルで作れば良いのです。それがディズニーやジブリや、わりと失敗も多い博報堂電通です。しかし、広報予算が億、下手したら数百万や数十万の自治体が、数兆円の売上のメガ代理店の真似をできるとも思えません。

そうすると、売れているものを徹底的に研究して、予算の範囲内でやりなさいとしか言えないのです。

ガールズ&パンツァーという作品に、騙されて大洗の視察に行く自治体もあるようですが、水島監督はクレヨンしんちゃん等の映画版の監督です。

脚本の吉田さんは、けいおんの脚本家で、「日本で最も売れているアニメを量産している脚本家」です。

ガールズ&パンツァーは、戦車と女子高生という色物深夜アニメで、売れるかどうか?わからなかった。大洗が協力してくれて、地域とファンと作品を育てたという感動話を真に受けるのは、馬鹿げた話です。

水島監督も、キャラデザインも、脚本も、「ガールズ&パンツァー」以上の商業アニメを成功させたメンバーです。戦車と女子高生が当たるか?という部分を除けば、「ヒットして当たり前」のスタッフが作ったのです。

こうした作られた感動話や一見、成功話に見える話をいちいち信じて、参考にするのは馬鹿げています。

水島監督と吉田玲子と島田フミカネを集めて、自治体で数作品作らせれば、どれか当たりますよ。しかし、吉田玲子さんでさえ、週に数本のアニメを書いている。つまり、超売れっ子なので、国の広報ならさておき、自治体レベルで呼べるとしたら東京都ぐらいですよ。

ガールズ&パンツァーに関しては、黒森峰は熊本、継続は石川県、知波単は千葉県、サンダースは長崎県、アンチョビは栃木?、聖グロは神奈川県、各校本拠地を持っているので、自治体連合で、熊本は黒森峰、西住みほ、まほ、エリカみたいにキャラを使わせて貰えばいいのです。

自治体単独ではなく、自治体連合で、特に聖地が複数にある場合は、協力してやれば、貸して貰えますよ。

こういうソフトコンテンツの使い方については、「ニッポンの農業」(林雄介、ぎょうせい)と「政治がわかる・はじめての法令条例政策立案入門(林雄介、ぎょうせい)に解説してあるので、この2冊を読んで、広報研究をしたら、誰でもできるのです。

私の本すら読みもせず、「やり方がわからない」と質問するのはどうかな?と思うのです。

blogも、タイトルから脱線していろんな話を書くでしょう?。ニッポンの農業とか「政治がわかる」みたいな地味な、タイトルの本に、「私がおとなしく地味な、真面目な話」を書くわけがない。

blogも一番大事な話はタイトルをつけずに、o(^-^)oとか、顔文字だけですよ。

タイトル検索で、美味しいところだけ持っていけないように、美味しい、大事な話ほど、タイトルは顔文字だけや、「こんばんは」にしてあるのです。

これは、真面目に本もblogも、Twitterも、FacebookGoogle+も、すべて読んでいる人は、美味しい、記事を読めるようにしてあるのです。

こんな公平なやり方はないですよ。ニッポンの農業という地味なタイトルの本、あるいは、政治がわかるという本にこそ、応用編が書いてあるのです。

美味しいそうな本には、一般的なことしか書いてありません。

また、自分は公務員ではないので、「絶好スキルアップする公務員の勉強法」を読みませんとか、「この通りにすれば受験に受かる」を読みませんとか、何を考えているのでしょうか?

純粋に公務員向けの本なんかありませんよ。あらゆる人が読むことを想定して、私の本は書いてあります。

他の記事でも、書きますが、私の本は「自分に一番、関係ない」と思う本から読むべきです。自分に一番関係ないと思った本が一番、読まなきゃダメな本です。

悪い因縁があるから、能力をあげて、考え方を改善して、現状打破させるような本ほど、興味がなくなるのです。

幸せな人は、読んだら幸せになる本ばかりを選ぶんですが、あまり幸せじゃない人は、考え方に枷があるから、幸せになる本を読めないのです。

だから、全部、私の本は読んでくださいねと、しつこく書いているのです。買うのが嫌なら、図書館で借りて、10冊以上、最低3回、私の本を読んだら、必ず壁も現状打破もできますよ。しかし、図書館で1、2冊読んでやめるでしょうね。

図書館になくても、図書館は相互貸し出しサービスがあるから、県内や近隣自治体から本を取り寄せてくれます。単独自治体図書館だと、私の本が全冊ないことはありますが、相互貸し出しサービスで、全冊借りれない図書館というのは、日本に存在しません。

つまり、図書館で本を借り、ない本は相互貸し出しサービスで、他の図書館から借りれば、一冊も買わずに、私の本を最低10冊読めるのです。

その手間を惜しむでしょうね。

惜しまない人なら、全冊、買ってますから。

図書館で3回ずつ読んで、それで、納得したら、あるいは必要ができたら、買えば良いのです。

ちなみに、売れない本は絶版になって、中古本が1万、10万したり、売れる本は改訂され、結局、図書館で読んだ本と同じものは手に入らなかったりしますけど、まず、図書館で借りて読めば良いのです。

手元にあると読まないので、無理やり本を読む秘訣は、私の本を買ったら、同じ本を図書館から借りて読むのです。返却期限があれば、読みますよ。

私も手持ちの本で、なかなか読まない本は、図書館で同じ本を借りて読みますよ。返却しなきゃいけないから、優先的に読みますから。

林雄介with,you。