林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

適職とは何か?。o(^-^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

お金をもらって、生活できているなら、それが適職です。

華々しい活躍ができる仕事が適職であるという幻想を捨てるべきです。

基本的には、皆さん自身の一番得意な分野を仕事にして、それなりに人様のお役にたって、お金が入ってくるなら、それが適職です。

やはり、今やれる得意分野をとにかく伸ばして、エキスパートになれば、収入も増えますし、評価もされるものです。

こういうのは、未来のことはわからないものです。9,11まで、日本でイスラム教の研究者が大学で教員になるのは難しかったのです。

ほとんどの政治学者が米国かソ連専攻だったのです。

しかし、必ず専門家が必要になる時期が来ますから、イスラム教や北朝鮮の専門家でも、今は大学にポストがあるのです。

また、ポストがなければ、エジプト考古学吉村作治さんのように、ポストを作ればよいのです。

流行りものに飛びつく人は、研究者に向いていないんですよ。

仕事も、評価されるためにやっているわけじゃなくて、お金を稼ぐために、普通はやるのです。

私は、確かに自由ですが、安定した収入や安定した高い地位を代償にしての自由です。しかも官僚をやめなかったらというレベルじゃなくてね、普通に政財界人が相談に来た時に、相談料をとれば、かなりの収入になるんですが、「自由であるため」に受け取っていないだけなのです。

つまり、皆さんも、自由を仕事に求めるなら、安定した収入、ある程度の地位を捨てないといけないし、逆に安定した収入やある程度の地位が欲しいなら、対価、代償に自由を手放さないと難しいんじゃないでしょうか?。

林雄介with,you。