林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

blogについて4。(*^_^*)開運への道。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

私の著作である「スキルアップする公務員の勉強法」と「この通りにすれば受験に受かる」の違いは、スキルアップするは、公務員試験に合格している人を前提に本を書いているので、公務員試験や最低でも地方国立大、家庭の事情で進学しなかった人も偏差値60ぐらいの高校にいき、経済的に高卒で公務員を選んだだけなので、進学していれば、マーチぐらいには入れただろうという人を主たる読者として想定しています。

一方、受験に受かるは、小泉改革により、新自由主義が導入され、学歴がない人間が、正社員として昇進できなくなるアメリカ型社会への移行を前提に、小学校5、6年生から読めるように、噛み砕いて、下手すると、私の本の中でも、もっとも難しいテーマを簡単に書いたものです。これは、私の大学、大学院の論文を簡単にしたものなので、労働経済学の大学院程度の知識が必要な話を中学生にも理解できるように平たく書いたので、一見すると簡単に思えますが、著名なコメンテーターの筑〇哲〇先生から直々に感想のお手紙を出版社に頂いたことからもわかるように、インテリがきちんと読めば、大学院以上の労働経済学や貧困論の話をしていることがわかるのです。

しかし、わざと絵本のように簡単に書いているので、知識がない人には、深い話はわからないのです。

例えば、受験の本では、行政書士宅建等をすすめています。これは、高卒であっても受けられる試験だからすすめているのです。スキルアップは、公務員を対象に書いた本なので、あまりお金の稼ぎ方は書いてありません。

一方、受験の本は、貧困をテーマにした本なので、社会に出て、学歴もなく、仕事もあまりパッとしていない、あるいは無職の人の救済策も書いてあります。

具体的には、行政書士宅建というのは、単体で生活していくのは難しいのです。しかし、生活保護より多少ましな程度の収入にはなります。宅建も、不動産屋のバイトを前提に書いたものです。

そもそも高収入、完全に安定した仕事ということであれば、最低でも地方帝大か早慶程度の学歴と、公務員の総合職に合格する程度の学力が必要です。

文系なら官僚か弁護士か、公認会計士。理系なら弁理士か医師には最低でも受かる学力があり、コミュ力を駆使して、組織で出世していくのです。

そういう読者を対象に書いた本が、「絶対わかる法令条例実務入門」です。

私は、個々の専門知識はありません。宗教でも、真言宗の真面目な僧侶と私なら、真言宗の真面目な僧侶の方が宗教知識は私よりあるでしょう。しかし、その真言宗の真面目な僧侶が日蓮宗浄土真宗キリスト教ユダヤ教イスラム教や神道の知識を私より持っているか?と言えば、まず持っていないはずです。

しかし、東大の宗教学の先生なら幅広い宗教の知識があります。じゃあ、東大の宗教学の先生が、私ほど法律や経済学や政治の知識があるか?と言えば、ないでしょう?。

そもそも個別の専門知識なら、専門家に聞いた方がいいのです。しかし、別個の専門家同士の意見がわかれた場合、誰に聞くのか?。異分野の専門知識の交通整理をする人間が必要なのです。

そのため、アリストテレスでも、あらゆるジャンルの知識があったのです。

こうした背景を理解して、私の本から、実生活を具体的に豊かにする方法を学んで頂きたいと思うのです。

林雄介with,you。