林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

フリーメーソンとイルミティーとは。o(^-^)o

学研のムーが、密教の本を出してますよね。

あるいは、1980年代に黒魔術や白魔術の本が売られていましたが、あのレベル。

フリーメーソンというのは、アンチ・カトリックの貴族とインテリと商人の結社がルーツ。カトリックに火炙りにされないように、メンバーを隠していたんですよ。

ところが、カトリックプロテスタントと英国聖公会に分裂したから、秘密結社にする必要がなくなったわけです。

もう1つは、英国系メーソンは、英国聖公会、大陸系メーソンはプロテスタント。で、聖公会は教義はカトリックと同じ。ところが、米国は、アンチ・カトリックで、米国聖公会(教義はカトリック)とプロテスタントが支配している。つまり、宗教の中身よくわかってないんですよ。

カトリックも、マキャベリの時代には、教皇が私生児を孕ませていたわけでしょ?。カトリックも実は、神学者はまあまあ賢い人も多少いたし、アッシジのフランチェスコは、神を呼べたんですね。

教皇で、神を呼べたのは10人もいないかもしれませんよ。ヨハネ・パウロ2世は神が守護してましたけどね。ヨハネ・パウロ2世は、下手したら、歴代教皇ベスト3ですからね。他が問題がありすぎるんです。

フリーメーソンのマークは、キリスト教でありつつ、エジプト、ギリシア秘義を使いたかったわけです。ネスタリウス派の影響で、多神教ユダヤ教もあるでしょう。

変な話、白人はインドのヒンズー教の聖地とか、高野山で修行してるじゃないですか?。フリーメーソンより、多神教的秘義なら密教の方が強いし、坊主の霊力だけなら、圧倒的に日蓮宗(邪霊も多い)。

霊力というのは、器だから、エジプト、ギリシアユダヤの秘義も確かにあるんだけど、器がなかったら、やり方を覚えても使えないですよ。

元寇の神風、南無妙法蓮華経で吹かせたんですよ、日蓮が。

モーゼも、確かにエジプト、ユダヤ両方の秘義を使えたから、海を割ったんですよ。

一回、高野山で修行したらわかりますよ。術を覚えたら使えるんか?と。高野山は、一回、空海の死後、潰れてますよ。なんで密教に力があったら高野山、潰れたんですかね?。

器であると。ホルスの目、ウジャトの目をキリスト教の三位一体に偽装したのが、フリーメーソンのマークなんですが、ピラミッド・パワーって、そんなにスゴいか?。

1から3の秘義なんだけど、4がかけてるんですよ。ピラミッドの頂点は5でしょう?。プロミデンスの目みたいに、平面にしたら、不完全になるんですけどね…。

昔は、出版の自由がなかったり、考古学や宗教学が発達してなかったんですが、今は、フリーメーソンの秘義になるものは、本に出ているんですよ。だから、ロータリーにくら替えしてるのがフリーメーソンなんですけどね。

霊力というのは、器だから、秘義の体系がわかって、仮にフリーメーソンの最終段階にいっても、使えないと思うんですよね…。

カトリックに、霊力がないか?といったら、旧約聖書ユダヤの秘義が入ってますし、ヤーベは現実界に強いから、欧米人が世界中に植民地を作ったでしょう?。

林雄介with,you。