林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

トランプ大統領と米国について。o(^-^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

先日、トランプ大統領民主党の黒人女性議員に、「国へ帰れ」とツイートし、ヘイト騒動になりました。

なぜ、ヘイトなのか、私にはわかりません。これが、日本やEUなら、国へ帰れ、イスラム移民に国へ帰れとツイートしたら、ヘイトになりえますよ。なぜなら、フランク王国の時代に欧州の原形ができあがってますから。

しかし、トランプ大統領は、お祖父さんの代に、明治時代にドイツから米国に移民し、母親は昭和の時代にスコットランドから米国に移民してきたのです。

つまり、米国で江戸時代以前から定住しているのは、ネイティブ・アメリカンだけなので、トランプ大統領に「国に帰れ」と言われたら、「お前がドイツに帰れ」と言い返せばよいのです。

白人が、黒人に国に帰れというとヘイトになるという発想が、黒人や有色人種に対する驕りなのです。

移民国家アメリカにおいて、「国に帰れ」がヘイトになる理由がわかりません。トランプ大統領のツイートは、「移民した米国に愛着がないなら、母国に返れ」という主旨です。それをヘイトと騒ぐ民主党の欺瞞にウンザリした米国民が選んだのが、トランプ大統領です。

トランプ大統領というのは、オバマ大統領やクリントン、ヒラリーの反動で大統領になったのです。

トランプ非難決議をしている海外ニュースをみましたが、連邦議員は、なぜ、トランプが大統領になったのか?を理解していないのです。

トランプ大統領は、アメリカの貧乏人の本音なんですよ。オバマが、国を変えるといって、結局、なにもできなかったから、トランプを選んだのです。

トランプ政権は、雇用を改善しています。日本や同盟国を恫喝しまくり、同盟国の企業が米国でしぶしぶ、雇用を増やしているのです。

トランプは、言ったことは、ほとんど実現しています。メキシコと国境に壁は作っていませんが、メキシコ政府が国境を監視し、不法移民を減らしているのです。

手法的には、はじめに過大な要求をし、双方妥協可能なレベルに持ち込む大陸のバザール外交と同じです。バザール外交というのは、中国やロシアは、定価の3倍をつけ、相手国が半額に値切っても、定価の50%上の利益が出るのです。

こうした国を相手にする場合は、日本も5倍くらいの要求をする必要があります。北方四島を返せといっても、2島しか返ってこないので、樺太とシベリア抑留の賠償として、シベリアを渡せと要求して、もめにもめて、北方四島が返ってくるのです。

日本の場合は、定価で交渉し、ブチギレると太平洋戦争を起こすので、ある意味、外交的に厄介な国といえます。

林雄介with,you。