林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

新党みらいと世界政府。

日本国内ですら千兆円弱の国債・地方債を抱え、かつ経済格差や日本がヤバヤバなのに自民党民主党で争っていて、世界政府どころではないと多くの皆様がお考えになるのは当たり前です。

実際に、宮沢賢治にしろ若くして世界政府を見ることなく死んでいます。

逆に、私だっていつ死ぬかはわかりません。だからこそ、世界政府がなぜ必要なのか、そして、どうやったら作れるのか大きなビジョンを読者の皆様に託しておきたいのです。

世界政府は、多くの皆様の協力と夢、希望、理念、正義の集合体です。

皆さん、お一人お一人が頭の片隅に世界政府という概念を覚えておいていただきたい。そうすれば、数十年以内には世界政府をどうするかというターニングポイントが必ずありますから、そのときに皆さんにご熟慮いただきたい。また、お子さんやお孫さんに、本当にすべての人類にとっての幸せは何なのか、語り継いで欲しい。

私が生まれてきて、読者の皆さんに本当にお伝えしなければいけなかったメッセージなんです。
世界政府を生きているうちに見れなくても、文章に残しておけばそういう気運が高まったときに参考になります。今日、明日、来年、再来年、世界政府ができるわけではない。しかし、長い流れの中では世界の潮流は相互尊重、国、民族、宗教を超えて、変わっていく。
それは、お一人お一人の心の中で、世界政府が育っていって結実するのです。新党みらいは仮の名前ですが、皆さんお一人お一人の世界が平和裏に一つになり、物心ともに豊かになる。そういう社会を実現するためのシンボライズであって欲しいと私は心から願っています。

『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい〕、『図解雑学よくわかる政治のしくみ』〔林雄介著、ナツメ社〕のおまけ