林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

政治は商売です。

違法性のあることではなくて、共産党社民党も党員から党費をもらって党が成り立ちます。
政権をとって地元に公共事業をもってきたり、格差のない子供手当定額給付金をばらまく自民党民主党とは商売方法が違うのです。

普天間基地ですが、沖縄で住民投票をやって米軍基地がいらないなら無くす方向で調整すべきです。ただし、政府にお金はありませんから、沖縄振興は他の地方と特別扱いできないでしょう。
左翼の理屈が心情としては理解できます。しかし、お金、経済問題が抜けています。
地方債あわせれば1000兆円弱の行政の借金があります。子供手当や沖縄振興も含めて、次の世代に返還させる借金です。日銀券の増刷〔マネーサプライ増加〕は無限にお金を生み出しますが、ハイパーインフレを生み出します。資本論は、お金のしくみや経済史を学んで理知的に左翼をやれとマルクスは書いているのではありませんか?無責任に、大衆を扇動するのは、マルクス的ではないでしょう。

『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい〕、『図解雑学よくわかる政治のしくみ』〔林雄介著、ナツメ社〕のおまけ
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