林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

内閣情報調査室と公安と鮫島事件のこと。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。

私の本の中で内閣情報調査室公安警察等について、故意と過小に執筆して捜査及び調査対象者を油断させようとしているという非常に穿った見方があるようです。

過大とか過小というのは主観的なものです。少なくとも内閣情報調査室であれ、公安警察であれ、公安調査庁であれ、公務員として日本の法令に基づいて職員は行動しています。ですから、組織的に恒常的に法令に反する行動をとることはありえないのです。

例えば、日本政府は自前の情報収集用の人工衛星は保有しています。しかし、その用途はスパイ映画やゴルゴ13のようなことはしていないということです。

例えば、友人のお父様はある省庁の幹部ですが北○で威嚇射撃をされたことがあります。また、某省の幹部の方で某国の情報収集機関に生命を狙われた方もいます。そういうことは、日本の法令上はできません。変な例えですが、アメリカはビンラディン氏を殺害しましたね?。こういう超法規的措置を日本の公務員が実行することは不可能です。

外交交渉や治安維持のための最低限の情報収集はしているでしょう日本も。ただ、映画や戦前の特高警察のような被疑者を抹殺してしまうレベルの行為はないと、冤罪はあるし、違法性の高い捜査もありますが、人がいなくなっちゃったり、拉致したりは絶対にないといっているのです。

具体的に何をやっているか仮に知っていたとしても、その公表は著しく公益性を損なうので絶対にできません。

アメリカのFBIが過去にやったレベルの調査ならありえるでしょう。例えば、CIAの場合、海外、日本なら将来的に出世しそうな政治家等の数十年単位の調査は行っていると言われています。私は、CIAや前にも書きましたが公安調査庁公安警察内閣情報調査室に本を買ってもらわないと生活していけないのです。しかし、CIAも日本に配置している人員と予算に限りがあるので、相手にしてもらえないのです。役所に、よく内調や公安にマークされているという方から電話等がかかってきますが、一般人はマークしません。一定規模の人を動員できたり、組織を持っていなければ無理です。言論人だと発言力がないと無理です。個人的な読者はブログや本にもおられますが組織として私が調査対象にはなりません。ぜひ、皆さんのお力で公安警察公安調査庁内閣情報調査室に林雄介の本を普及していただければ幸いです。したらば、次はCIAです。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)