林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

金曜日、7月15日ですね。(=^▽^=)、熱中症が激増しています過度な節電は危険です。

いつもありがとうございます。林雄介です。こんにちは。
(=^▽^=)

東京電力東北電力管内で15%の節電がはじまるとともに、「なぜか関西電力が15%の節電に踏み切り」、案の定、熱中症の救急搬送が激増しました。

節電によって、真面目な事業者や高齢者、学校関係、役所で熱中症が出るレベルの節電が行われていますが、熱中症の救急搬送で医療機関や救急車という公的資源が使用されますから、過度な節電はかえって社会で電力や資源を使うことになります。また、反原発の橋下府知事が「エアコンを切れば、原発はとめれると精神論に走り始めたのも不気味です。」橋下府知事は、大変、優秀な方ですが、真面目な人から節電で倒れていくという善人淘汰、悪人生き残り論を考慮する必要があります。

節電も戦争と同じで精神論ではなく、科学です。エアコンそのものを、永遠に切り続けることはできません。また、冬になればエアコンから灯油ストーブ等への切り替えで火災が増加すれば、消防の公的資源も過度に消耗します。

橋下府知事は、示談屋弁護士として府民を守りながら、関西電力と戦う必要があります。「エアコンをなくしてでも、原発をとめる」というのは一企業の顧問弁護士のミクロ的な脅し文句です。真に受けて、真面目な人が熱中症になるのです。弁護士として、反原発のためにエアコンをきれというのは、交渉術として間違っていませんが、府知事としては不適切な発言です。

ちなみに、節電に伴う死者、負傷に関しては政府や自治体主体となり刑事、民事両方で東京電力関西電力を訴えるべきです。「節電によって、増加した熱中症の社会的コストと損害賠償は電力会社にご負担いただくのが筋です。東北電力は震災ですから政府立て替えですが、東京電力関西電力は、ご負担いただかないと」。

皆様も過度な節電をせず、精神論に走らず、水分補給して体調管理にお気をつけ下さい。

林雄介with,you。

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