林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

文芸は、商品か作品か?。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

文芸、音楽、あらゆるクリエイティブなものは、結論から書くと商品です。例えば、本、本は自己実現の手段でもないし、作品でもない。本は商品です。自己表現をしたいなら、ブログでやったらいいんですよ。マーケティングニーズがあって、それを著者の言葉で表したものが本だと私は確信しています。ですから、商品7割、自己表現や作品性が3割だと思います。なぜ、商品かと言えば、商品じゃなかったら周りが迷惑をします。出版社も困るわけです。文章という商品なんですよ。価値があるかどうかではないんです。お客さんがお金を払ってくれるかどうかが商品ですよ。価値だけなら、ブログにさらっと価値があることを書いていますよ。自分の本とブログ、どちらが価値があるかと言われれば普遍的な価値はブログの方がはるかに高いでしょう。ただし、商品価値は低い。商品価値はお客さんが決めるものですから。

何名か本を出したい方がいるみたいですが、作品性は2、3割、商品価値を8割にしたら本になりますよ。印税というのは、作品性を抑えた対価でしょうね。

ルネサンスダヴィンチもスポンサーがいましたけれど、商品価値を持たせて、ダヴィンチ手稿、ダヴィンチの真価は当時、商品価値がなかったところに発揮されているんですよ。ダヴィンチがそのまま、自己表現をしたら99%の人間が理解できないから、6割ぐらいは商品価値があるようにして、それで後世に評価を託したわけです。それがダヴィンチ手稿です。ダヴィンチ手稿に価値があるわけではなく、そういう価値観で創作し生きたんだよということを理解させるためにダヴィンチ手稿を遺したんですよ。あれは趣味ではなくて、そういうメッセージですね。ダヴィンチですら、商品がメインで作品は残していない。どこまでわかっていたかわかりませんがシュールレアリズムぐらいはできたんじゃないですか?。

林雄介with,you。

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