林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

行政書士試験お疲れ様でした。(=^▽^=)今年の問題を見て、感想。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。こんにちは。(=^▽^=)

まずは、行政書士試験、お疲れ様でした。(=^▽^=)

今日はゆっくりとお休み下さい。昨年の行政書士試験の問題は個人的には重箱の隅をつつくような出題が気になりました。今年の問題は、判例、条文をおさえてきちんと勉強した方には合格点がとれる出題だったと思います。いくつか変な問題が気になりましたが、法令は平均的な難易度だったと思います。一般分野は行政書士試験としては、酷な気がする問題がいくつかありました。ただ、行政書士試験が学歴要件がないことを考えると各国の政治制度のような大学の一般教養的な出題は仕方がないと思います。

正直、一問一問が完全にわかるのかと聞かれればわかない選択肢もあります。ただ、消去法で解ければいいと思うんですね。抽象論的な問題も増えましたが、弁護士事務所等から丸投げされたり、難民申請も行政書士ができることを考えれば最低ラインの出題だと思います。

法令そのものの成り立ちを覚えておくと、答えやすいと思います。意味もなく法令は作りませんから、具体的に何かを想定して作ってあります。例えば、問題17の内閣総理大臣の執行停止は、具体的に想定している事案があるはずです。書きませんが…。個人的には、問50のTPPについての出題意図が理解できません。問10も「伝統的に行政裁量が広く認められたら」法治国家として問題なんですが、やめておきましょう。行政書士は、法学部以外の方には民法が一番、難解だと思います。旧司法試験の有斐閣の基本教科書を読まれるといいかもしれません。行政書士試験は、行政書士試験の参考書の独学では難易度が高い試験ですが、公務員試験か司法試験の参考書を読めば独学できます。

今日は皆様、お疲れ様でした。

林雄介with,you。

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