林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ガンジーと中国人オリンピック選手の菜食について。ガンジーは助走つけて殴るかも。

いつもありがとうございます。林雄介です。

中国人オリンピック選手が、肉にドーピングで引っかかる薬物が入っているため、肉食を避けているという記事を見ました。で、肉を食べないと元気が出ないと締めくくってありました。しかし、ガンジー、インド、独立の父、ガンジーヒンズー教徒ですから、ベジタリアンです。(弁護士になるために留学したロンドンでは肉食をしている。)
ガンジーの話は昔、書きましたが、ガンジーが助走をつけて殴るレベルというネット上のスラングがあります。ガンジーが平和主義者というイメージが強すぎるんですね。ガンジーの前に、インドは大英帝国の支配下にありました。そこで最初は、セポイの乱のような武力的な反乱をインド人が起こすんです。それに対して、大英帝国は徹底弾圧します。ガンジーは、弁護士です。ロンドンに留学して弁護士になりましたから、欧米文化の研究もしています。その中で、国際世論の研究をするんですね。

武装ほう起は、イギリスは徹底弾圧するんです。じゃあ、非服従、非暴力に対して、イギリスや欧米の国際世論がどう反応するか?。国際世論は、ガンジーやインド独立運動を応援するという客観的判断からスタートしているんです。欧米研究と状況分析があって、ヒンズー教的な平和運動をはじめているんですね。ガンジー自身の伝記、足跡、行動をみると極めて現実主義者なんですね、法律家だから。

ですから、まあ、最後は非暴力主義に落ちつきましたが、アクティブなキャラではありますから、殴るか殴らないかはTPOによると思いますよ。自己の哲学が完成してからは平和主義者ですが、完成する前の地のキャラはアクティブであるて。

もう一つは、ガンジーを見ていて思うのは、最後は食べ物より精神力だと思うんですね。マザーテレサ(インド人じゃないけど)とガンジーはインドというか世界の2大聖人ですけれども、もの凄い根性があるわけです。学問と信仰に裏付けられた根性ですね。私が目指す学問立国は、知識があっても意味がないんですよ。人間百科事典を作りたいわけじゃないから、孔子ガンジーマザーテレサみたいな聖人を日本と世界で育成したいわけです。学問立国とは、日本を聖人養成所にする政策であり、社会理念です。

林雄介with,you。

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